3年ぶりの生放送になった「FNS27時間テレビ」(フジテレビ系11月2日~3日)
お笑い大好き、バラエティー大好きなカジテレにとって27時間テレビってやっぱ気になるんですよ。
昔の27時間テレビって、はちゃめちゃで好きだったから。さんまさんの車壊したりね。
今回もビートたけしさんの火薬田ドンが見たくてたくさん録画しましたよー。
その中で、私の大好きな、日本が誇るダンスの世界的チーム「s**t kingz」(シットキングス)が通し企画をするという。
これは見逃せない!!
s**t kingz(シットキングス)が担当!!27時間テレビ通し企画「7ティーチャーズ」
こちらがs**t kingz(左から、kazuki,shoji,Oguri,NOPPO)
そんなs**t kingz(シットキングス 通称:シッキン)が27時間テレビでチャレンジするのが、「7ティーチャーズ」
この企画は、2012年から中学校の体育の授業で「ダンス」が必修化となったのに、本来手本になるはずの体育の先生がダンスが苦手なまま、生徒にダンスを指導する状況がたくさん出てきました。
そんな現状を踏まえて、「自分も踊れるようになってダンスを教えたい」と願う先生たちにシッキンが70日間特訓をして、番組のグランドフィナーレで披露するというもの。
聞いただけで感動するやん。
踊る曲は関ジャニ∞の「歓喜の舞台」
その先生たちの指導と、曲への振付を行うのがs**t kingz(通称:シッキン)です。
先生たちの振付だけでなく、その先生が勤務する学校のダンス部のみなさんが、先生たちが踊る前にフジテレビの歴代の超有名番組にの音楽に載せて踊るというこれまたステキな企画のダンスの演出、振付もシッキンが行うという。
シッキンのことを「世界を舞台に活躍、日本ダンス界の神チーム」と紹介されていましたね。
27時間を通して、何度もシッキンが登場するという、ファンとしては見逃せない番組となりました。
歌を歌わないダンサーチームは日本のテレビで大きく取り上げられること自体少ないのに、フジテレビが総力を挙げて放送する「27時間テレビ」の通し企画を任されたっていうのが本当にすごすぎる!!
嫌らしい話、業務提携している事務所、アミューズの力のすごさをバンバン感じました。
でも、それ以上にシッキンがこれまで地道に頑張ってきたから、さらに言えば、シッキンのメンバーの人柄がとてもいいからこそ、今回の起用につながったんだと思います。
シッキンの単独舞台のDVD。カッコいいし、楽しいし、最高です。←見に行った感想
27時間テレビの最初のコーナー令和教育委員会でシッキンのパフォーマンス披露
左から、Oguri、shoji、NOPPO、kazuki
令和教育委員会のコーナーの中でダンスで登場したシットキングス。
めちゃめちゃカッコよかったぁ。緩急つけまくり。
テレビ好きでダンス(見る専門だけど)好きな私。
まさか、ビートたけしさんととシットキングスが並んでる絵を見るとは思いませんでした。
チーム名についても、ちゃんと気づかれてましたね、たけしさん。
プロフュギュアスケーターの安藤美姫さんもめちゃめちゃ「女の顔」(関ジャニ村上くん談)になるほどステキなダンス。
「ダンスはダウン、ダウンで踊るからカッコいい。フュギュアスケートはアップする動きが多いから勉強になるんですよ。」とおっしゃっていてなるほどと思いました。
振付も依頼されてましたね。
シッキン振付のフュギュアスケート、見てみたいなー。
高橋大輔さんとアメリカの名振付師シェリルの「THE PHOENIX」を思い出しました。
武井壮さんも「(シッキンは)身体能力が高そうだから、ちょっとピリピリしてます」って言ってましたね(笑)
武井壮さん、三浦大知くんのこともめちゃくちゃ認めてくれているので、「一緒に踊ってるんですよ、この2組は。」って教えてあげたかった。
←余計なお世話
そんな、ゆりやんレトリィバアさんの元カレ(爆笑)、シッキンは問題も出題してました。
ダンスが踊れない7ティーチャーズがいるダンス強豪校はどこ?
今回、ダンスに挑戦する先生たちは、全員ダンス強豪校から選ばれた「ダンスが踊れない先生たち」
メンバーはこちらの7人の先生方。
精華女子高等学校…体育主任の宮内先生(43)と、ダンス部副顧問の升野先生(31)
東百舌高等学校…国語担当ダンス部顧問の本山先生(27)
百合丘高校…体育担当バスケットが得意な小笠原先生(33)
日体大荏原高校…器械体操をやられていた体育の平岡先生と、ずっと帰宅部だった大迫先生
宝仙学園…剣道4段の關先生
次は高校の紹介。
まずは福岡にある精華女子高等学校。
ダンス部は全国制覇を4回を誇る強豪。
今年の夏の甲子園の公式CMでダンスを踊っていたのもこちらの高校のダンス部なんだとか。
すごすぎる!!
つぎは、大阪にある東百舌鳥高校。こちらもダンス強豪校なんですが、3年生が引退したら急激に人数が減ってしまうので、なんとか部員を募集したいんだとか。
神奈川県川崎市の県立百合丘高校も全国大会に9年連続で出場。
公立校ということもあって、ここのダンス部は演出、フォーメーションも全部生徒たちが考えているのだそう。
日体大荏原高校は、今年の全国大会で赤と白のコスチュームで出場し、話題になりました。体育大学だけに身体能力の高い。
宝仙学園のダンス部は今年、ワールドヒップホップという大きな世界大会に出場している強豪。
DA PUMPの色男晴れ男、YORIくんも去年、ワールドヒップホップに出場したぐらい、めちゃくちゃすごい大会なんです。
この強豪ぞろいのダンス部のみなさんが、フジテレビの60年分の名曲で次々にダンスをして、最後に先生たちが踊るというのがグランドフィナーレ、7ティーチャーズの企画。
それぞれの高校はこんな担当。
- 昭和のバラエティ 宝仙学園高校、日体大荏原高校
- ドラマ 百合丘高等学校
- 踊る大捜査線 東百舌高校
- アニメ 精華女子高校
- 平成のバラエティ 宝仙学園高校、日体大荏原高校
7ティーチャーズの先生たちの気持ちが泣かせる
先生たちが苦手なダンスを特訓して披露すること。
ただ、先生たちがダンスがある程度できるようになって体育の授業で教えるのに不安がなくなるから特訓されているわけではないんですよね。
自分がこの企画に参加することで、ダンス部の生徒さんたちが、全国放送の大きな番組のゴールデンタイムにダンスをするチャンスを得られるからなんですよね。
そのチャンスは、世界で戦える日本のダンスのトップグループであるシッキンに演出、振付、指導してもらえるチャンスでもあります。
これって、高校生の子どもたちにとってはめちゃくちゃ大きな経験ですよね。
この経験が将来の仕事に関わってくる子もいると思うんです。
そんなチャンスをなんとか上げたいと思う先生の熱意に感動します。
たけしさんもネタで言ってましたけど、教師同士でイジメとか最近、学校の先生のことでいい話を聞かない中、こういう生徒のことを考えてくれる熱心な先生を見られるのは心強いですね。
本当は大多数の先生が、この7人の先生のように生徒のことを考えてくれているんでしょうけど。
7人の先生たちへの厳しい指導の中にシッキンの愛を感じる
シッキンのリーダー、shoji。
上のインスタでもわかるようにいつもはを大きく口を開けて白い歯をキラキラさせながらとにかくニコニコ笑ってる、見るからに優しそうでこちらが癒される存在。
今回の企画は、番組のフィナーレで先生たちがダンスを披露するという、「絶対ちゃんと踊れないといけない」状況だったので、普段は見せないような厳しい表情をして、熱く指導されているシーンがありました。
でも、その指導の言葉がただ厳しいだけじゃないんです。
「失敗して笑うんじゃなくて、見ている人を元気にするためにそのステキな笑顔を使ってほしい。」
「動きが小さくなってしまっている。間違えて小さくなってしまうと、その後もずっと小さくなってしまう。失敗してもいいから思い切って気持ちを伝えてほしい。」
愛が伝わるなぁ。
「100%の間違いのない踊りよりもしっかりと気持ちがこもったダンスを見たい。先生たちが殻を破った姿が見たい。」
「振りは覚えているので結婚式の余興だったら、すごいことだと思うけど、今出家気持ちを込めて踊っているというのをテレビの前の人たちに伝えたい。」
確かに、そういうダンスじゃないと、相手の心を動かすことはできないですよね。
「この動きでここで自分はこの振りをどういう風に見せたいのかを意識してやらないと。ただやってるだけに見えてしまう。もしかしたらそうじゃないのかもしれないけど、今見え方としてはそう見えてる。それは俺悔しい。」
「できるところまでやるんじゃなくて一歩そこから先へのチャレンジがないと人には伝わらない。」
shojiさんが一番大切にしていることは、ダンスによって相手に気持ちを伝える、自分の気持ちを贈ることなんですね。
だから、シッキンのダンスは、目が、心が離せなくなるんだな。
Oguriさんはスタッフさんに向かって、
「ダンスをただやるんじゃなくて、ちゃんと披露できる形にもっていかないといけない。ターンがイチかバチかじゃなくて、必ず決まるようにならないと。」
とおっしゃっていました。
簡単にやっているみたいに見えて、実はすごいことしてるのが、プロの世界ですもんね。
あまりにさらっとやるので、自分でもできそうな気がしちゃうんですけど、やってみたら手も足も出ないんですよね。
きっと私と同じ感じだったであろう、ダンスが踊れない、苦手な先生方がテレビの人の前で気持ちのこもったダンスをする。
これは生半可なことじゃないし、シッキンやサポートされたダンサーの方々が全く諦めてなかったのが、先生方がそれだけ頑張ってきた証拠なんだろうなと思います。
コブクロの「君という名の翼」がバックで流れていて胸熱でした。
パートナーシップがテーマの曲だから。
フジテレビの歴代番組のダンスがカッコよすぎた
そんあシッキンが演出、振付をしたダンスがめちゃめちゃカッコよかったんですよ。
最初は廊下と階段を使う、上下と奥行きを使ったダンス。
オレたちひょうきん族のスピード感。
さらに、笑っていいとも!のいいとも青年隊やおニャン子クラブの振りを令和版にブラッシュアップしてて、元の踊りを知っているこちらは、のっけからめちゃくちゃ楽しくなりました。
その次はドラマに関するダンス。
ヒップホップやブレイクダンスを取り入れながら、男子も女子も楽しく踊っているのが印象的。
101回目のプロポーズや東京ラブストーリー、ひとつ屋根の下のストーリーをなぞるようなダンス。
古畑任三郎のあの印象的なテーマに合わせてキレッキレに踊る姿は圧巻。
ロングバケーションではドラマでも印象的だったスーパーボールが振りの中ではじけたり、GTOの鬼塚先生の破天荒さがテンポよく表されていました。
やまとなでしこでめちゃめちゃ落ち着いたと思ったら、マルモのおきてで楽しくさせる緩急がバッチリな展開。
歌詞になぞった振付はさすがシッキンだなと思いました。
踊る大捜査線のテーマで踊るダンスは、文字通り疾走感があふれていて目が足りない状態。
ヲタ芸まで飛び出してびっくり。
アニメコーナーの最初はサザエさん。
アットホームなダンスから一転、ドラゴンボール、さらにはワンピース、ちびまる子ちゃんと展開が早かったけど、めちゃめちゃシンクロしてて見てて楽しい。
チームワークの良さが伝わってきました。
そう思っていたら、あいのりのラブワゴンが登場。キャラの濃いそうへいくんがめちゃイケの長い滑り台をすべってるー。
羨ましいなと思っていたら、めちゃイケというか、江頭2:50のテーマ(本当は布袋さんのスリルだけど)で踊ったかと思ったら、笑う犬の冒険のはっぱ隊(懐かしすぎる)のコミカルなダンス、とんねるずのみなさんおおかげでしたの野猿で、クイズヘキサゴンの羞恥心、さいごは湾内R&Rでゴリエちゃんが踊っていた「MICKEY」で階段を使ったダンス。
ロック、ブレイク、ヒップホップ、ラインダンス、ヲタ芸とダンスのバリエーションがすごすぎて圧巻でした。
そして、そのあとの7ティーチャーズたちのダンス。
シッキンたちの大きな声援の中、登場した先生たちの顔は全然違っていたし、ダンスもキレッキレだった。
自信からくる笑顔がすごくステキ。心配されていたターンもバッチリ決まっていたし、もう途中から胸がいっぱいになってしまった。
shojiさんが泣くから、こっちもめちゃめちゃ泣いてしまったよ。本当によかった。
廊下みたいな狭い場所で踊るの見てたら、私の大好きな三浦大知くんのこのMVを思い出しました。こちらはもちろんシッキンも踊っています。
超カッコいいいから見てね。
シッキンのみなさんについてはこんな記事を昔書いています。
シッキンメンバーのインスタからすごい挑戦だったことを改めて知る
こんなにすごいダンスの演出と振付をするなんて、シッキンってめちゃくちゃすごいな。
そんな風に思っていたんですが、この企画はシッキンのメンバーにとってもすごく大きな挑戦だったんですよね。
スーパーな人たちだから、そんなそぶりは見せずにニコニコと番組に出演されていましたが、放送終了後のメンバーたちのインスタを見ていると、大きな企画を任された責任でめちゃめちゃしんどかったんだなと改めて気づかされました。
いつも無口なNOPPOさんがとても饒舌。
本当に「歓喜の舞台」でしたね。
高校生&先生たちのパワーめちゃめちゃ伝わってきましたよ。ものすごく元気になれた。
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shojiさんは指導しているときと同じくらい熱い。
リーダーだけあって、スタッフさんとも一番関わったでしょうから、スタッフさんの頑張りも一番見ていたからこそ、大きな信頼関係が築けたようですね。
そして、7人の先生たちを見て、自分もさらに頑張るというshojiさん。
カッコよすぎ。
kazukiさんは胸がいっぱいになっちゃったんですね。
ブレてはいませんが、「躍動感あふれる」写真からも興奮されているのがわかります。
写真はおどけているけど、「素晴らしい」と感謝を連発しているOguriさん。
めっちゃ感動して充実感いっぱいなのが伝わってきます。
本当に大変なプレッシャーの中、先生たちのフォロー、生徒たちへの振付、演出、最終的に先生の踊りのチェックをしながらも、自身のテレビ出演と確実にこなして、企画を大成功させたシッキン。
尊敬という言葉では言い表せないくらいすごい。
これからもっと、シッキンがやりたいことをやりたいようにやれるといいなと強く願っています。
本当にシッキンのみなさん、お疲れさまでした。
7ティーチャーズ&高校生のみなさん感動をありがとう!シッキンカッコよすぎだよ
バラエティ色の強い27時間テレビですが、この企画はめちゃくちゃ感動しました。
高校生のはつらつとした動き、先生方の気持ちがこもったダンス、シッキンのみなさんたちの挑戦、その思いを想像するだけで胸がいっぱいになります。
シッキンは次の日、「高校ダンス部グランプリ決定戦」でパフォーマンス、その次の日はkazukiさんとNOPPOさんは三浦大知のアリーナツアー最終公演に出演とめちゃくちゃ忙しい。
体調を心配しちゃいますけど、ここはチャンスですもんね。
でも今回のこの企画でシッキンのことを知ったたくさんの人たちがいるはずなので、もっともっとテレビにも出てもらって。ダンスのすばらしさ、楽しさをもっと伝えてほしいと思います。
FNS「27時間テレビ」7ティーチャーズに関わったすべてのみなさん、元気をたくさん頂けました。ありがとうございました。
以上、「FNS27時間テレビ s**t kingz(シットキングス)の企画「7ティーチャーズ」が感動の嵐だった」でした。
三浦大知くんのツアーDVDですが、シッキンと大知くんとの掛け合いを是非見てほしい。