M-1グランプリ2019の詳細が少しずつ発表されています。
放送日は12月22日18:34~21:54、テレビ朝日系放送されます。
漫才をするファイナリストたちはもちろん気になりますが、お笑い好きとしては、M-1の審査員をどなたがやるかもとても気になるんです。
M-1グランプリ2019も上沼恵美子さんが審査員決定!
M-1グランプリ2019の決勝進出者の発表会見で、今年の審査員のみなさんが発表されました。
- 松本人志さん(ダウンタウン)
- オール巨人さん(オール阪神巨人)
- 上沼恵美子さん
- 富澤たけしさん(サンドウィッチマン)
- 塙宣之さん(ナイツ)
- 立川志らくさん
- 中川家礼二さん(中川家)
こちらのメンバー、昨年と全く同じメンツです。
昨年は、審査員の方のバランスが良くて、順当な審査をされたと思うので、同じメンバーというのは個人的にはうれしいです。
M-1グランプリ2018放送終了後の騒動とは
M-1グランプリ2018放送終了後の騒動のことを簡単に触れておきます。
M-1グランプリの放送終了後、芸人同士で飲んでいた際に、とろサーモンの久保田かずのぶさんとスーパーマラドーナの武智正剛さんが、上沼さんであろう審査員の方に対して暴言を吐いて、それをインスタグラムのストーリーにアップしたというもの。
史上最年少でM-1グランプリに優勝した霜降り明星の話題が埋もれてしまうほど、この出来事は炎上し、久保田さんと武智さんはとてつもないバッシングを受けました。
久保田さんは、前回M-1グランプリ2017の優勝者で、2018年はめちゃめちゃ忙しくされていたんですが、この騒動を受けて、ゴールデンタイムのテレビ出演がなかなかできない状態になってしまいました。

M-1グランプリを愛するが故、一緒に頑張ってきた漫才師たちへの気持ちが強かったこととはいえ、目の前で文句をいうわけでもなく、隠れて文句を言うわけでもなく、動画に撮って文句を言い、それをアップしたのはあまりにも失礼だったと思います。
上沼恵美子さんの発言
上沼さんは、「知らない」とこの件について、関わることも言い返すこともなさいませんでした。
ただ、昨年審査が終わった後、なかなか新しいお笑いの良さがもうわからないから、そろそろ(審査員を)やめようかなとおっしゃっていました。
そのあと、上沼さんの冠番組の一つ、「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ系金曜19:00~20:00)にダウンタウンの松本人志さんがゲスト出演し、「上沼さんが(審査員を)辞めるなら僕も辞めます。」と発言されて、上沼さんに「脅しやないの。」と突っ込まれたことがありました。
今年11月に放送されたNHK「わが心の大阪メロディー」に出られたときは、昨年の騒動を自らネタにして、その場にいた陣内智則さんを驚かせていたので、もう笑いにしようと思ってらっしゃるのかもしれませんね。
ということで、今年も審査員になってくれてとてもうれしく思います。
M-1グランプリ2019審査員の経歴がすごい
🏆M-1グランプリ🏆
2019年の審査員はこちらの7名!#オール巨人#上沼恵美子#サンドウィッチマン #富澤たけし#立川志らく#ナイツ #塙宣之#中川家 #礼二#松本人志
(50音順)#M1 #M1グランプリ #決勝は12月22日👑 pic.twitter.com/tU7ON3Szw4— M-1グランプリ (@M1GRANDPRIX) December 4, 2019
みなさん有名な人たちばかりなので、今更紹介する必要もないのかもしれませんが、今年のM-1グランプリの審査員のみなさんの経歴をご紹介したいと思います。
松本人志さん
小学校からの同級生だった相方の浜田雅功さんと1983年にダウンタウンを結成。
1988年には東京に進出して、あっという間に一世風靡した松本人志さん。
M-1グランプリの審査員を紹介する際に、「漫才の歴史は彼以前、彼以後に分かれる。」という言葉がありますが、まさにそれ。

ダウンタウンの影響を受けて漫才師になろう、芸人になろうと思った人が大多数ではないでしょうか。
M-1グランプリを創設した島田紳助さんから打診されて審査員を務められており、紳助さんが引退されてからはM-1と言えば松本人志というイメージになっています。
最近は、探偵ナイトスクープの3代目局長に就任されて話題になりました。

上沼恵美子さん
今では関西で何本も冠番組を持っていて「女帝」ともいわれる上沼恵美子さんですが、もともとは上沼さんも漫才師。
海原千里・万理というコンビ名で、実のお姉さんと漫才をされていました。
若干16歳でデビューしながら、卓越した素晴らしい話芸で一躍人気者に。
天才漫才師と言われました。
歌もお上手で「大阪ラプソディ」という曲も大ヒットしています。
ですが、その後コンビは解散し、上沼さんは結婚、出産を経て、おひとりで番組に出られるように。
「バラエティー生活笑百科」では「大阪城は自分のうち」「琵琶湖はうちのプール」などとお金持ちエピソードを平然と話し、笑いをかっさらっていました。


オール巨人さん
相方の阪神さんといっしょにオール阪神・巨人を結成されたのは1975年。
芸歴は44年。
関西の漫才師として今でも第一線で舞台に立ち、正統派の「しゃべくり漫才」で笑いをかっさらっていく巨人さん。
息子さんがプロゴルファーだったこともあり、ご自身もゴルフがお上手。
歌もうまくて、シングルを何枚も出されています。
漫才の練習を欠かさない、礼儀作法にはとても厳しいなど、まじめで努力を怠らないストイックな方としても有名。
有吉弘行さんが元弟子だった話も有名ですね。
塙宣之さん
同じ大学の後輩、相方の土屋伸之さんとナイツを結成されたのは、2000年。
漫才協会の副会長もされています。
M-1グランプリには2008年から3年連続で決勝に出場されています。
惜しくも優勝はされていませんが、3位になられています。
中川家礼二さん
お兄さんの中川家剛さんと「中川家」として1992年にコンビ結成をされています。
初回のM-1グランプリ2001の優勝者ですね。
テレビではものまねや小ネタも多い礼二さんですが、お笑いについてはめちゃめちゃ厳しい。
M-1の審査員経験があり、その審査に定評があった博多華丸大吉の大吉さんが、
「自分と同じような漫才の世界を見てきた人が礼二くんで、さらにM-1で優勝していてM-1をわかっているから、審査員は自分より礼二くんがいればいいと思う。」
とおっしゃり、審査員を断られた経緯もあります。

THE MANZAIは賞レース後の特番はFOD PREMIUMで配信されています。
中川家も華丸大吉さんも毎回名人芸を披露されてますよ。

富澤たけしさん
1998年に相方の伊達みきおさんとサンドウィッチマンを結成。
2007年、M-1グランプリの敗者復活から駆け上がり優勝したサンドウィッチマン。
そのネタを考えているのが富澤たけしさん。
サンドウィッチマンは今一番チケットが取れない漫才師として有名。
でも、M-1グランプリの敗者復活に選ばれたときは、正直知っている人がいなくてざわついたぐらい売れていませんでした。
それが、優勝で一気に人気者になりました。
まさに、アメリカンドリーム、シンデレラストーリー。

立川志らくさん
1985年に立川談志さんに入門。
1995年に真打昇進。
ご自身が映画好きということもあって、好きな映画を落語で語るシネマ落語という落語を披露されたりしています。
最近ではコメンテーターや司会業に忙しい立川志らくさん。
発言が物議をかもすこともたびたびあります。
M-1グランプリの審査員は全員漫才師であることは珍しく、コント師や志らくさんのような落語家さんが必ず含まれています。
「話芸」というのを多角的にみるためなんでしょうか。

【M-1グランプリ2019】上沼恵美子さんも今年も続投~審査員は2018年と同じ顔ぶれ~まとめ
M-1グランプリが他のコンテストより素晴らしいと思う点は個人的にたくさんあるのですが、その一つがこの審査員の顔ぶれだと思います。
ガチの人を選んでくださるので、各コンビのネタはもちろん、審査員の方たちのジャッジもすごく楽しみなんですよね。
みなさんお笑いに真摯に向き合われている方なので、審査は厳しいですが、やはり芸人さん。
番組の中でユーモアを交えてコメントされるんです。それがすごく愛を感じます。
そんな審査員のみなさんのコメントにも注目してほしいなと思います。
以上、「【M-1グランプリ2019】上沼恵美子さんも今年も続投~審査員は2018年と同じ顔ぶれ~」でした。
M-1グランプリのこといろいろ書いてます。
歴代の敗者復活者の発表も見られる、過去のM-1グランプリはアマゾンプライムビデオで見られます.
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M-1の記事、他にも書いてます。





