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【最速レポート】劇場版コンフィデンスマンJPプリンセス編の感想とネタバレ

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カジテレちゃん

コンフィデンスマンJPプリンセス編を7月23日公開初日に見に行ってきました。
今回はプリンセス編の情報と物語のネタバレをします。

カジテレママ

劇場版第3弾 英雄編の制作も決定!!このプリンセス編から繋がるストーリーってことなので、余計にプリンセス編の内容を頭に入れておきたいですよね

目次

コンフィデンスマンJPプリンセス編公開しました

新型コロナの世界的流行に伴って公開が延期されていた劇場版コンフィデンスマンJPプリンセス編が2020年7月23日、ようやく公開しました。

前回の「ロマンス編」からわずか1年での続編の公開は、コンフィデンスマンJPのファンがたくさんいることを示していますね。

前作「ロマンス編」のネタバレ記事はこちら →→ 劇場版「コンフィデンスマンJPロマンス編」のネタバレと見つけた小ネタ

そんなコンフィデンスマンJPの劇場版第2作目は「プリンセス編」

今回も公開初日に見に行ってきたので、頑張って物語のネタバレをまとめました。

見に行った方はこちらを読んでいただいて、またあのダー子たちの世界を思い出す参考にしてもらえればと思います。

これから見に行く方は、ネタバレを見る前にまずは前作までのコンフィデンスマンJPシリーズをもう一度ご覧になって、復習されるのはいかがでしょうか?

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コンフィデンスマンJPプリンセス編公式あらすじ

コンフィデンスマンJPプリンセス編の公式あらすじは以下の通りです。

世界有数の大富豪フウ家の当主レイモンド・フウが亡くなった。
遺産を巡り火花を散らしていたブリジット、クリストファー、アンドリューの3姉弟の前で執事トニーが発表した相続人は、誰もその存在を知らない隠し子“ミシェル・フウ”だった。
ミシェル捜しが続く中、10兆円とも言われる遺産を狙い、我こそはミシェルと世界中から詐欺師たちが“伝説の島”ランカウイ島に大集合!
そして、ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人も、フウ家に入り込み、華麗に超絶大胆にコンゲームを仕掛け始める…
はずが、百戦錬磨のコンフィデンスマン・ダー子たちに訪れる最大の危機!
誰がフウ家の当主の座を射止めるのか!?世界を巻き込む史上最大の騙し合いが始まる!!

劇場版コンフィデンスマンJPプリンセス編 公式サイト より

連続ドラマ版は日本、前回の劇場版第1作「ロマンス編」は香港が舞台でしたが、今回のプリンセス編はシンガポールが舞台。

スケールがさらに大きくなっていますよ。 

超豪華版には玉璽(ぎょくじ)のレプリカ、スタッフTシャツ、オリジナルすごろく、カレンダー、キャラクターブック、ポストカード、オリジナルマネークリップがついてきます。本当に超豪華すぎ!!

コンフィデンスマンJPプリンセス編キャスト

次にコンフィデンスマンJPプリンセス編のキャストについてご紹介します。

コンフィデンスマン&過去に出演したことがあるキャラクター

  • 長澤まさみ…ダー子
  • 東出昌大…ボクちゃん
  • 小日向文世…リチャード
  • 小手伸也…五十嵐
  • 織田梨沙…モナコ
  • 関水渚…コックリ
  • 瀧川英次…チョビ髭
  • Michele Keida…ダー子の執事
  • 前田敦子…鈴木さん
  • 竹内結子…スタア
  • 三浦春馬…ジェシー
  • 広末涼子…波子
  • 石黒賢…城ケ崎善三
  • 江口洋介…赤星栄介
  • 生瀬勝久…ホウ・ナムシェン

プリンセス編ゲスト

  • 北大路欣也…レイモンド・フウ
  • 柴田恭兵…トニー・テン
  • ビビアン・スー…ブリジット・フウ
  • 白濱亜嵐…アンドリュー・フウ
  • 古川雄大…クリストファー・フウ
  • 滝藤賢一…ホテルの支配人
  • 濱田岳…ユージーン
  • 濱田マリ…ヤマンバ
  • デヴィ・スカルノ…元王国大統領夫人

日本の映画には久しぶりに出演のビビアン・スーさんが昔から好きなので、この出演はとてもうれしかったですね。

日本で活躍されていたころと変わらない美貌でかわいかった。

役柄は遺産争いをしている姉弟なので怖いんですが…。

でも、なぜビビアンがキャスティングされたかも最後まで見てわかりました。

クリストファー・フウを演じた古川雅大さんは、現在放送中の朝の連続テレビ小説「エール」で”ミュージックティーチャー”御手洗清太郎役で出演されています。

白濱亜嵐さんは話題のドラマ「M 愛すべき人がいて」での演技も記憶に新しいですね。

今回はチャラチャラ遊んでいる次男アンドリューを熱演されていました。

あと、なんと言ってもコックリ役の関水渚さん。

オドオドしていたはずの少女が生まれ変わる過程を丁寧にみずみずしく演じられてとてもかわいかったし魅せられました。

この映画の中で関水さんもかなり成長されたんだろうなと言うのがわかる演技でした。

余談ですが、テニスをしているシーンがあるんですが、広瀬すずさんに見間違えてしまった私。

お顔もとってもチャーミングでこれから映画やテレビで大活躍されるんだろうなと思いました。

映画を見た人のTwitterを見てみると、ずっと広瀬すずちゃんが演技していると思っていた方もいらっしゃったようです。

カジテレママ

似てますよね?

映画パンフレットにも書いてありますが、デヴィ・夫人は本当にキーパーソンでした。

社交界に長年関わられているだけあって、さすがの演技でしたよ。

コンフィデンスマンJPプリンセス編スタッフ

  • 監督 田中亮
  • 脚本 古沢良太
  • 企画・プロデュース 広河広明 
  • 音楽 fox capture plan

プリンセス編主題歌

主題歌は連続ドラマ版、劇場版ロマンス編に続いて、今回もOfficial髭男dismさんが担当。

コンフィデンスマンJPがヒットし、続編が作られるごとに、うなぎ上りのヒゲダン人気とJ-POPにおける存在感が増しているのはコンフィデンスマンJPが好きでヒゲダンも好きな人間にとってはたまりません!!

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カジテレちゃん

新曲の切ないメロディと藤原さんの声が映画に抜群にはまってるよ

コンフィデンスマンJPプリンセス編ネタバレあらすじ

では、ここからはプリンセス編を見た私カジテレママがネタバレをしたいと思います。

内容を知りたくない人はここで読むのをやめてくださいね。

あと、思い出して書くので、どうしても細かい部分は違っているかもしれません。その点はご了承ください。

カジテレママ

ここからネタバレするよー

DIYパパ

映画を見てなくて詳しいあらすじを知りたくない人はここで読むのをやめてね

コンフィデンスマンJPプリンセス編ネタバレ

他人より優れているのが高貴なのではない。
本当の高貴とは過去の自分自身よりすぐれていることにある

アーネスト・ヘミングウエイ

冒頭、場所は台湾。

プリンセスのマスコットを作っていた工場を傍若無人な経営で勢力を伸ばし続けるフウ一族の会社に奪われ、さらに一緒に逃げていた妻が心労で倒れたため、号泣する男性が映る。

ダー子の相棒はスタア?

舞台は日本。

ダー子はスタア(竹内結子)とともに花粉症の治療薬を発見した薬学博士となり詐欺を働くが、すぐニセモノとばれてしまい逃げる。

失敗したのはお互いのせいだと言い張り、「英国紳士リチャード」の店の前で喧嘩別れするダー子とスタア。

カジテレママ

2人がいる裏路地には登場人物の名前が付いたお店の看板が並んでいたよ

ダー子がひとりで歩いていると、スリをしている女の姿(濱田マリ)が…。

財布を相棒の少女(関水渚)に拾わせるつもりが、その相棒が財布を落としてしまう。

その失敗を攻められ、女に暴力を振られる少女。

それをダー子が止める。


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レイモンド・フウが亡くなる

そんなとき、シンガポールの実業家レイモンド・フウが亡くなる。

レイモンドには3人の子どもがいる。

セレブアイコンになっている長女ブリジット(ビビアン・スー)、合理的に事業を展開する長男クリストファー(古川雄大)、遊びすぎてビジネスの世界から追放されてしまった次男アンドリュー(白濱亜嵐)

レイモンドがそのように遺産を分配するかを気にしていた3人だったが、遺言は「一番末の子どもミシェル・フウに全財産を渡す」というものだった。

ミシェルのことなど全く聞いていなかったため呆然とする3人。

カジテレちゃん

「レッツゴートゥーシンガポール」と飛行機の格好で飛び立つ真似をするダー子と「ブーン」というリチャードはロマンス編と同じ

6か月後

ホテルでパーティーが開かれる。

パーティーの責任者は、娘にメロメロなホテルの支配人(滝藤賢一)

ホテルにはパーティーということで日本からラーメン店も出店している。ラーメン店の店主は運勢編に登場した波子(広末涼子)。

世界中のVIPを招待しているらしく、某国の大統領夫人(デヴィ・スカルノ)や、ロマンス編に登場した恋愛詐欺師ジェシー(三浦春馬)、日本の起業家赤星財団の赤星英介(江口洋介)の姿も見える。

娘に電話で「悪い人はこない」という支配人だが、会場にはダー子のいいなりコンフィデンスマン五十嵐がすでにボーイとして潜入しているようだ。

ボクちゃんはフウ家のSPとして、怪しいものには厳しく接する。

絵?の入った包みをSPに渡そうとする男性(濱田岳)を追い返し、その包みもゴミ箱に入れてしまう。

パーティドレスやスーツに身を包んだフウ家の兄弟がレッドカーペットを歩いていく。

その最後には着飾ったダー子の姿も。

英国紳士風のリチャードと、SPのボクちゃんも一緒だ。

お決まりのあのセリフ

レッドカーペットを歩くダー子たちはいつものあのお決まりのセリフを言い出す。

今回はプリンセス編ということもあり、おとぎ話に出てくるお姫様でくくられている。(シンデレラ、白雪姫、かぐや姫)

久しぶりにコンフィデンスマンの3人が集合

パーティーの5か月前に戻る。

久しぶりにダー子の定宿「Gondorff」に集まるボクちゃんとリチャード。

マーライオンがオレンジジュースを吐き出している。

次のオサカナはシンガポールの大富豪フウ家というダー子。

さすがにヤバいというボクちゃんたちだが、ミシェルなんてフウ家の兄弟は誰も知らないんだから大丈夫というダー子。

「ミシェル、17歳です」

とミシェルになりきるために女子高校生の姿で登場するダー子。

それを見た瞬間帰ろうとするボクちゃんとリチャード。

「(自分が女子高生をやるのは)嘘、嘘」と言って、ダー子が連れてきたのは、スリの失敗で暴力を受けていたあの少女。

名前はこころというが、コックリとうなづくことしかしないのでコックリと呼ばれていた。

コックリはダー子たちと一度だけ組んだことのあるウメさんという女性詐欺師の娘だった。

ウメさんはハニートラップ専門。ただ、ひっかけるはずだった相手を本気に好きになってしまう詐欺師だった。

ウメさんが亡くなってしまったため、詐欺師仲間のヤマンバがコックリを引き取り、自分の犯罪の片棒を担がせていた。

失敗したら暴力をふるっていたらしく、コックリの身体はあざだらけだった。

詐欺師の娘なんだから大丈夫でしょと言って、コックリをミシェルに仕立て、フウ家に乗り込むつもりのダー子。

ダー子は、

「コックリって何となくレイモンドと似てるし。少なくとも桑田とMattよりは似てる。」といい、さらに、

「(当主になる気はないから)と手切れ金をもらってさっさとずらかってシンガポール観光しよ」といい、シンガポールに旅立つ。

シンガポールへ乗り込むコンフィデンスマン

フウ家の屋敷を支えているのは凄腕の執事、トニー・ティン(柴田恭兵)

ミシェルを語るニセモノがたくさんやってきたが、すべて相手にしなかった。

そんなお屋敷にダー子たちもやってくる。

コックリは水島ミシェルとして、ダー子はその母水島ミサコとして。

ダマすことに慣れていないコックリは怖がるが、ダー子が、

「私たちはなんにでもなれる。なりたいと思ったものになれる。信じればそれが真実」と励ます。

「あなたはミシェル。私はお母さん」とそれぞれを指でさし、コックリに後に続くよう促すダー子。

「お母さん」と言いながらもダー子に指をささずに自分をさすコックリ。

2人で笑うことで緊張の糸がほぐれる。つかの間の穏やかな時間が流れた。

トニーと会ったダー子たち。

トニーの質問に的確に答えるダー子。

その裏付けのためにトニーは日本にも部下を派遣し、水島ミシェルたちが詐欺師かどうかを確認する。

証言通り、確かに大阪に住んでいたいたことを確かめるため、近所の住人に話を聞いて回る。

その中には、鈴木さん(前田敦子)やちょび髭(瀧川英次)がいた。

ミシェルはレイモンドの子

ブリジットにカクテルを提供する振りをして睡眠薬を仕込むボクちゃん。

薬が効いて寝てしまったブリジットの頬の内側を綿棒でこするボクちゃん。

別室ではコックリの頬の内側の粘膜をとることになった。

レイモンドと親子関係があるかのDNA鑑定を行うため。

ボクちゃんが採取してきたブリジットの綿棒とコックリのものをすり替えて、トニーに渡すダー子。

ということで、レイモンドと99.9999%親子関係が認められたコックリ。

カジテレママ

そりゃそうだよね。本当はブリジットのだもの

トニーが渋くて渋くてたまりません

トニーの帝王教育

手切れ金をもらってさっさと抜け出そうと思っていたダー子だったが、トニーはミシェルに新当主の披露パーティーまで当主としてふさわしい人物になるためにいろいろな教育を受けさせるつもりらしい。

もちろんその母親のミサコにも当主の母親としてふさわしい教養を身につけるべく教育を受けることを伝える。

いろいろな言語や基本的な学力をつけさせる勉強だけでなく、テニスなどのスポーツについてもを特訓させられるダー子とコックリ。

カジテレちゃん

テニスコーチに大阪ナオミさんのそっくりさんがいたよ

くたくたになって部屋に戻ったダー子は開口一番、

「この年でドラゴン桜やるとは思わなかった。こういうのなんていうの?地獄」

カジテレちゃん

ドラゴン桜は長澤まさみさんが出演されていましたね

カジテレママ

阿部寛さん主演で2021年に新作ドラマが放送されるのも楽しみ。長澤さんも出るなんてすごすぎ!

→→ ドラゴン桜をParaviで見る

フウ家の姉弟たちとの食事会

フウ家の兄弟が勢ぞろいしたところでに登場したミシェルとミサコ。

すると「急に臭くなったわ。換気して」と嫌味を言うブリジット。

さらに、レイモンドの子どもと言っても中学にも満足に行っていないというミシェルに対して、フウ家の兄弟たちとは自分たちとは身分が違いすぎると言い放つ。

分不相応といわれ頭にきたダー子は、

「レイモンドがこの3人に継がせたくない理由が分かったわ。」と言ってしまう。

宣戦布告!!

フウ一族から命を狙われるミシェル

ボクちゃんがミシェルとミサコのために運んできたクッキー。

コックリは鼻が利くらしく、そのクッキーを怪しがります。

部屋の外にいる魚にその餌をあげると、魚たちはすべて死んでしまった。

コックリを殺すために誰かがクッキーに毒を仕込んでいたらしい。

ニッポン領事館の執事はワタナベ(リチャード)

ミサコ(ダー子)が提出した書類に不備があることにして、ミサコとミシェル(コックリ)を領事館に連れて行くという名目で車に乗せるワタナベ。

ミシェルが腹痛になったということで途中病院のトイレに入るミシェルとミサコ。

女性用のトイレはさすがにSP入れないので、そこから脱出を試みる2人。

途中別のSPに見つかってしまい、市場のようなところに逃げ込むが、ミシェルがあと一歩のところでマンゴーを運んでいる白髪の男性とぶつかってしまう。

カジテレママ

逃げなければいけないのにぶつかった表紙に道に散らばってしまったマンゴーを拾うミシェル。


ミシェルは男性が落としたプリンセスのマスコットをさっきの男性に渡そうとするが、もう白髪の男性は遠くに行ってしまった。

結局、SPからは逃げられず、屋敷に戻るミサコとミシェル。

姉弟のことが気になるミシェル

今度は、お金を手に入れるまで逃げないことにしたミサコ(ダー子)とミシェル(コックリ)。

しかし毒入りクッキーだけでなく、ミシェルに起こる嫌がらせ。

ミサコは「警備がダメ!!」と怒り、SPとして、食事係のボクちゃんをご指名する。

ミサコはブリジットたちに個別に交渉する。お金の代わりに当主の座は譲るからと。

しかし、冷たくあしらわれるだけだった。

その間、ミシェルはブリジットの部屋にあるブリジットを描いた絵や、クリストファーの部屋にあるクワガタのコレクションんを見つめていた。

ダー子たちが奪うターゲットは

あるとき、トニーが弁護士と一緒にフウ一族の当主のものである一族の紋章が入った黄金の玉璽(ぎょくじ)を確認しているのを目撃するダー子とボクちゃん。

手切れ金という現金ではなく、ブラックマーケットで売買すれば多額の儲けとなるその玉璽を今回のコンゲームのターゲットに決めたダー子。

ミシェルとして命を狙われることになるからもうやめていいよとボクちゃんに言われるコックリ。

しかし、コックリは「やる」と言ってきかない。ダー子は玉璽を狙うのは3か月後の当主を発表するパーティの時しかないという。

玉璽をミシェルが持っているときに、五十嵐がフウ家に恨みを持つ人間として乱入し、会場がパニックになったところで玉璽を奪い、逃げようという作戦。

そのため、コックリはミシェルとしてあと3ヶ月はフウ家の一族の人間、それも次期当主としてふさわしい教養を身に着けるために勉強やスポーツの厳しい指導を受ける必要がある。

その覚悟はできている?とコックリに聞くダー子。

シンガポールに来た時は、何もしなくていいから私についてきてと言っていたダー子だったがコックリの姿を見て考えが変わったようだ。

それに対しても「やります」というコックリ。

3ヶ月毎日厳しいカリキュラムをこなしていくコックリ。テニスも中国語もどんどん上達していく。

パーティ当日

3か月後、いよいよパーティ当日。

フウ家の面々がレッドカーペットを歩いてホテルの中に入っていくが、執事のトニーは何やら別の要件を済ませてからホテルに合流するらしい。

ダンスパーティーが開かれる中、リチャードはラーメン店を出店している波子に会いに行く。

「もう一度、タンタンメンの作り方を手とり足とりおしえてくださらない?」と波子に言われるリチャード。

コックリはゴミ箱に捨てられていた絵画を見つける。

絵のタッチがブリジットの部屋に飾ってあるものと同じだったので、その絵を持ってブリジットのところに行くが軽くあしらわれる。

さらにホテルの庭で見つけた変わったクワガタをクリストファーのところにも持って行き、その名前を聞くがそれも相手にしてもらえない。

ホテルの庭で寝そべるアンドリューにも「なぜパーティーに参加しないんですか?」と聞いてみるが、「くだらない」と言われてしまう。

しかし、コックリが去った後の姉弟たちはそれぞれ浮かない顔をしていた。

ダンスパーティーの会場に戻り、身に着けた社交ダンスで接待をするミシェル。

次期当主であるミシェルと踊ろうとするイケメンの中にはあのジェシーもいた。

しかし、それをダー子が阻止する。

ダー子がいることに驚くジェシー。

ダンスをしながら、お互い邪魔をするなとけんかを始める。

そんなときに表れる赤星。

実際は五十嵐が赤星の姿をとらえていたのだが、五十嵐はデヴィ夫人が落としたブローチを見つけるために奔走しており、ダー子たちに連絡できていなかったのだった。

赤星の登場に驚いた2人。見つかったら殺されかねないので、見つからないようにダンスを続ける。

ジェシーはミシェルからブリジットにターゲットを変更しようとしていたが、赤星の姿を見てすっかり意気消沈してしまった。

カジテレちゃん

このジェシーとダー子のダンスは必見です

クアラルンプールにいるトニー

最初に、ダー子がトニーに見せていたレイモンドと仲睦まじく写っていた写真が合成だったことを知ったトニーは本当に写っていた写真の女性に会うため、クアラルンプールに来ていた。

レイモンドと一緒に写っていたシティという女性に会うと、シティはレイモンドから15年前にもらった手紙を持っていた。

その手紙は「ふたりの子どもができているならミシェルと名付けてほしい。そして、遺産はすべてミシェルに渡したい。」という内容。

トニーが「今、ミシェルは?」と聞くと、「妊娠した後に事故にあってしまったから、子どもは生まれていない」というシティ。

そう、ミシェルは存在していなかった。

その手紙を買い取ってパーティ会場に向かうトニー。

パーティ会場の赤星

パーティーの模様を撮った写真からダー子たちが同じ場所にいることを知った赤星。

何やら電話をしている。

相手はどうやら赤星に、ミシェルたちの抹殺を依頼したらしい。

赤星も殺し屋を用意して準備万端のようだ。

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プリンセス編いよいよクライマックス

コックリにティアラを付けてあげながら、ダー子は「こんなことに巻き込んで恨んでる?4ヶ月辛かったでしょ?」と聞く。

シンデレラのような白いドレスをまとったコックリはこう答える。

「なんだか申し訳なくて。私の周りには同じような子がいたのに、私だけ勉強させてもらって、おいしいものを食べさせてもらってとっても幸せだった。夢のような4ヶ月だった。」

そんなコックリに「自分の心配をしなさい。」と強い口調で言うダー子。

「奪えるかどうかはあんたにかかってるのよ。」

「私の目を見て。本物もニセモノもない。信じればそれが真実。」

「繰り返して。私はミシェル・フウ。そしてお母さん。」そう言いながらコックリ、ダー子の順に鼻を触るダー子。

「私はミシェル・フウ。お母さん。」コックリは涙を流しながらも今回も2回とも自分の鼻を触る。

ダー子とコックリはまた親子のように2人でほほ笑む。

いざパーティ会場へ

フウ家の姉弟たちが壇上へ上がる。

会場の端では、戻ってきたトニーがネクタイを緩めている。

そして、別の場所で見ていた赤星は殺し屋に「私が指示を出したらやれ」と伝えている。

どうやら、赤星が依頼した殺し屋というのはダンスパーティーのところにもいてナイフを投げてマンゴーに刺していた赤と青のピエロのようだ。

ミシェルのスピーチが始まる。

「皆様始めまして。新たな当主を承りましたミシェル・フウです。4ヶ月舞西投手になるため勉強してきました。大変でしたが、これを姉たちは小さなころから毎日やっていたのかと思うと心から尊敬します。」

「また、フウ・ファミリーは人々のたゆまぬ努力のおかげで今日の地位を築きました。当主は責任重大であり、批判も受けていくつもりです。なのでみなさんこれからもご指導ください。」

ミシェルの堂々とした素晴らしいスピーチで会場中が拍手に包まれる。

スピーチを聞いていたためれなくなったのかその場から逃げ出すアンドリュー。

玉璽を奪うチャンス到来

いよいよ玉璽を新しい当主がお披露目する時間となった。

ミシェルが玉璽を掲げるが、誤って落としてしまう。

ニセモノの玉璽をバッグに忍ばせていたミサコ(ダー子)が駆け寄り、玉璽を拾い、ミシェルに渡す。

その流れを見ていた赤星はダー子たちのねらいが玉璽だということを悟る。

そんなとき、赤星に電話がかかってくる。相手はアンドリュー。

「コックリの暗殺をやめてくれ」というアンドリューだが、その依頼を聞く気がない赤星。

ピエロたちがコックリに近づく。


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予期せぬ出来事とミシェル

五十嵐がフウ家に恨みを持つものとして会場に乗り込もうとした少し前に、たくさんのダイナマイトをつけた白髪の男がアンドリューを人質に乗り込んでくる。

騒然とする会場。

男は、フウ家によって自分の工場がつぶされたこと。

そして、倒れた妻が最期に持っていた工場で作っていたプリンセス人形もなくしてしまい、自暴自棄になっていた。

さいごに男は恨みを晴らすためにフウ家に乗り込み、みんなを道連れに死のうとしていた。

ゆっくりと男に向かっていくミシェル。

「フウ家の当主は私です。私のことを覚えていますか?この間はマンゴーをありがとう。」

そう、その男は前にミシェルが逃げる途中ぶつかった男だった。

マンゴーを拾ってくれた優しい少女が現れて動揺しながらも、「君たちにすべてを奪われた。妻のところに行こうと思う。もう何もなくなった。」という男。

すると、ミシェルは自分の首飾りを見せる。

「私にぶつかったせいで、人形をなくしてしまってごめんなさい。いつか返さなきゃと思っていたの。」

「でも、これまで(爆発で)燃えちゃったら大変。」そう言って、男が持っている爆破スイッチとプリンセス人形を交換する。

泣き崩れる男とそれを抱きしめるミシェル。

ミシェルは誰から見ても立派な当主であり、気高いプリンセスになっていた。

それを見つめるダー子たちとフウ姉弟たち。そして、トニー。

パーティーが終わって

パーティーは終わり、男は警察で事情を聴くためにパトカーに連行される。

執事のトニーは「お話があります」とフウたちを別の部屋に集める。

ミシェルについていこうとするダー子。

しかし、「ミサコ様はご遠慮ください」とトニーはダー子を部屋に入れなかった。

フウたちにレイモンドの手紙を見せるトニー。

そこに書いてあるのは、ミシェルに全財産を渡すことだけではなかった。

レイモンドは子どもたちのことをよく見ていた。

ブリジットは小さな幸せと大切にする子、クリストファーは本当は昆虫博士になりたい子、アンドリューは愛に生きたい子。

しかし、フウ家の人間ということでやりたいことができないままでいる。望んでいない生き方を押し付けてしまった。

3人には好きなように生きてもらいたい。

そんなレイモンドの真意が書かれた手紙の内容を知って、今までの呪縛から解き放たれたブリジットたち。

ミシェルを妹として受け入れ、仲良くやっていけそう。

そんな姉弟たちを見て安心するトニー。

(手紙には「愛するシティへ」と書いてあったが、その冒頭部分はトニーがナイフで切っていた。)

トニーはコックリに「ミサコさまにとって大事なお手紙ですから、ミシェル様からミサコ様にお返しください。」と言い、手紙を渡す。

赤星VSダー子

フウたちが手紙を見ている間、赤星に見つかったダー子たち。

壊れかけたライブハウスのようなところに連れていかれ、殺し屋ピエロがナイフを向ける中、「玉璽をよこせ」と言い放つ赤星。

もう駄目だと思ったダー子はバッグから玉璽を取り出す。

ボクちゃん「やめろ、ダー子。それはコックリが命懸けでうばったものだぞ。」

ダー子は赤星に玉璽を渡すのをやめる。

殺し屋と対決するダー子、ボクちゃん、リチャード、、五十嵐だったが、結局全員殺し屋に刺されてしまう。

全員が倒れた後、「クソっ。馬鹿どもが!!」と泣きながら言い放ち、玉座を奪い立ち去る赤星。



フウ一族に認められたコックリは手紙を持ち、ダー子たちを探す。

ライブハウスに来た時はもぬけの殻になっていた…。


別の日、膝を抱えるコックリ。

何かを感じて砂浜に出ると、ダー子、ボクちゃん、リチャードがいた。

カジテレちゃん

どうしてダー子たちは死んでいないのか?ネタバレのネタバレはこちらから

コンフィデンスマンJPプリンセス編本当のネタバレ

時間は巻き戻る。

玉璽を見つけるダー子とボクちゃん。

ターゲットを玉璽に変更したあと、3姉弟の中で一番怪しいのは次男のアンドリューだというダー子。

次男はビジネスから追放されているので、お金を稼ぐ術がない。遺産を知らない末っ子にとられてしまったら全くお金を得ることができなくなってしまう。

逆に末っ子が死んでしまえば、遺産は3等分になり、自分もそれ相応の資産を得ることができる。末っ子の存在は邪魔でしかない。

そんなアンドリューはいつも日本のお酒を飲んでいた。

それは赤星グループが製造している物で、普通にはなかなか手に入らないお酒だった。

ということで、赤星とアンドリューは繋がっていると気付いたのだ。

殺し屋を突き止める

赤星はナイフつかいのピエロの殺し屋を送り込むつもりでいた。

その殺し屋を突き止めると、韓流スターのiKONのファンということがわかる。

ということで、モナコに頼んで韓流スターが載っている雑誌を殺し屋たちに渡す。

その雑誌には合成されて韓流アイドルになっているジェシーの写真が。

すっかりジェシーのファンになる殺し屋たち。

一方、ダー子とジェシーはダンスをしているときにパーティ会場に赤星がいることを知る。

ヘタレが発動し、フウ家ではなく、違うターゲットにすると言い出すジェシー。

ダー子にジェシーの正体をばらされるか、協力するかの2択を迫られてダー子に協力することにしたジェシー。

赤星からの命令を待っている殺し屋の女の子たちの前に表れる本物のジェシー。

言葉巧みに部屋に誘い、ベッドにネクタイで2人の女の子の腕を縛る。

イケナイことをする前にその子たちのコスチュームをモナコに渡すジェシー。

殺し屋はだれ?

日本では、ちょび髭が仙台にいる波子にシンガポールのホテルにラーメン店を出店することを提案する。

「私のラーメンまずいでしょ?」といつものセリフを言う波子だったが、シンガポールに向かう。

そして、無事殺し屋は波子とモナコにすり替わった。

「私にできるかしら?」といいつつ、ナイフを投げた波子。ナイフはばっちりマンゴーの真ん中に刺さる。

カジテレちゃん

この時美術商編に登場した絵が飾ってあるのを見ることができるよ

ということで、モナコと波子はそのコスチュームを着て、大道芸人の殺し屋になりきり、ダー子たちを刺した。

もちろんダー子たちとは打ち合わせ済みなのでダー子たちは無傷。

「みなさーん、おつかれー」と言うダー子。

「このくだりは必要なかったんじゃない?」というボクちゃん。

「あんなに追いかけてくれる人いる?」とダー子が赤星のことを言うと、「確かにね。」と笑うボクちゃん。

カジテレちゃん

笑い方が赤星役の江口洋介の「ひとつ屋根の下」で兄弟たちがやっていたケンケンだったのも見逃してませんよ

マジかよ五十嵐

ダー子はボクちゃん、リチャードには大道芸人がモナコたちなのを話していたが、五十嵐は何も知らせずにいたため、五十嵐はプロテクターもなく普通に右腹を刺されていた。

「もう痛みも感じない…」と五十嵐に駆け寄るダー子たち。

刺されたナイフを抜こうとすると何かに引っかかる…

五十嵐が見つけたデヴィ夫人のブローチがナイフに刺さって、五十嵐は傷を負っていなかった。

「夫人、ありがとう、夫人」という五十嵐だったが、「ブローチを壊したから弁償だな」「1,500万はするな」とみんなに言われ、青ざめる。

しかし、ある日の朝、デヴィ夫人が身だしなみを整えている後ろでベッドでタバコをくゆらす五十嵐の姿がいた…。

カジテレママ

舞台あいさつで「マジかよ五十嵐」と小手さん本人が言っていたのはこれですね

日本に戻った赤星

ダー子たちから玉璽を奪った赤星は、美術鑑定人の城ケ崎に玉璽を見てもらっていた。

「これは贋作ですね」と言われ驚く赤星。

玉璽には©ダー子の文字。

ダー子は玉璽をすり替えていなかったのだった。

ダー子たちにまたもやしてやられた赤星。

「次こそ息の根を止めてやるからな。」と怒りながらも笑顔なのだった。

コックリとダー子

砂浜でダー子たちと再会したコックリ。

「トニーの大事な話ってなんだったの?」と聞くダー子。

フウ家の当主として頑張ってほしいと言われたことを話すと、「じゃあ頑張んなさい」というダー子。

戸惑っているコックリにダー子は、

「脱出する必要はない。詐欺師に向いてない。だからおいていく。プリンセスとして生きなさい。信じればそれが真実。」と言う。

「あなたは本物になったけど、私はなれない。私は詐欺師だから。あなたの道はあっちよ。」

ダー子はトニーの方を指さす。

「救いなさい。あなたみたいな子どもたちを。」

「私たちはなんにでもなれる。なりたいと思ったものになれる。私はミシェル・フウ。」

そして、ダー子とコックリは背中を向けて別々の方向に歩き出す…



ダー子を後ろから抱きしめるコックリ。

「ありがとう、お母さん。」

そして、コックリはトニーの方へ。

「おかえりなさいませ。ご主人様。」というトニー。

トニーの選択とさらなるネタバレ

トニーはコックリがミシェルでないことも知っているし、そもそもミシェルが存在しないことも知っているのになぜコックリをフウ家の当主としたんでしょうか?

ダー子曰く、「トニーはフウ家のためなら何でもする男。レイモンドは姉弟たちがいがみ合っている状況を憂いていた。別のものを当主とすることでレイモンドが望んだとおり、子どもたちが自分らしく生きられるようにしたのよ。」

更なるネタバレ

トニーが入手したステイがレイモンドにもらったという手紙は実はニセモノ。
さらに、トニーがクアラルンプールで会っていたステイは変装したスタア。

カジテレママ

全く気付かなかった…

「無欲の少女を利用した」というボクちゃんに、「利用されたのはこっちよ。結局、オケラ(成果が何もない)だったし。」というダー子。

「引き出し放題のATM(=ミシェル)をゲットしただけだろ。」と言われ笑う3人。

「4ヶ月もいたのに、シンガポール観光していない!!これから観光だ!」というダー子に水をかけられて海辺ではしゃぐ3人だった。

さらに最後の最後のプリンセス編ネタバレ

時は2年前の香港に戻る。

ダー子たちは氷姫のパープルダイヤを狙うため香港に滞在(ロマンス編)。

ブルースリーのイエロースーツを身にまとい船の中で夕食をとっていた。

レストランの主人が後継ぎがいないために店を閉めるらしいと聞くダー子。

主人に「そんなの架空の跡継ぎを作ればいいのよ。そしたら、世界中から詐欺師たちが自分が後継ぎだって乗り込んでくるから。」

「その中で一番使えるなと思ったやつを後継ぎにしちゃえばいいの。」と告げる。

それを別のテーブルで聴いていた一人の老紳士。

「その手があったか。」とつぶやき笑う。

そう、その老紳士こそレイモンド・フウ。

「実は隠し子がいる」というウソを遺言に書くことで、ダー子の思い付きを実行し、ミシェル(コックリ)という素晴らしい跡取りを手に入れたというわけ。

カメオ出演であの人が登場

今回のプリンセス編の舞台はシンガポールということで、実際にシンガポールに住んでいるGACKTさんが物語の中盤にカメオ出演されていました。

ビックリ。

GACKTさんらしいカッコいいワンシーンでした。

翔んで埼玉ではありませんよ。

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前作ロマンス編に引き続いてあの人たちも登場

前作のロマンス編にも出演していたかたが今回も2人出演されています。

まず、1人目は「ジャッキーちゃん」

ジャッキーチェンのそっくりさんのタレントさんです。

今回は2か所登場していますよ。

もう一人は悪徳芸能プロデューサーのホウ・ナムシェン(生瀬勝久)。

今回もエンドロールが終わった後に出てきて、映画「鎌田行進曲」を演じているダー子の演技を酷評します。

どちらも要チェックですよ。

カジテレちゃん

リチャードの変装もすごい

コンフィデンスマンJPプリンセス編感想

https://www.youtube.com/watch?v=aDSofp4BVgc

めちゃめちゃ期待値を上げて見に行ったコンフィデンスマンJP。

それなのにそれを上回るおもしろさでした。

ダー子のことだから、絶対なんかあるとは思っていましたが、こんな結末とは…

もうあっぱれとしか言えません。

連続ドラマから続くダー子の愛情深いところが今回はクローズアップしているし、コックリもとても魅力的でまさかこんなに終盤で感動するとは思いませんでした。

盛んにボクちゃんが「本当のミシェルが現れたらどうするんだよ」と言っていてすごく引っかかってたんです。

最後も「(ミシェルが現れたときのことを考えていないダー子に)最後だけ詰めが甘いんだよ」と言ってましたし。

ですが、本当はレイモンドが自分の本当の子たちのこれからの人生を好きなように生きさせるための「嘘」だったので、本当にミシェルは絶対現れないんですよね。

レイモンドがみんなをだましていたとは思いませんでした。

この作品はダー子の母性も炸裂しますが、レイモンドの父性が物語の始まりとなっていて、全体を俯瞰で見ると愛に満ち溢れているのがわかります。

赤星もダー子たちのことが大好きなようですしね。

本当にあっぱれなお話でした。

あとやっぱり三浦春馬さんのこと

ロマンス編から引き続き登場したジェシー役の三浦春馬さん。

ロマンス編では前半はめちゃめちゃいい男、ネタバレ後はとっても情けないヘタレなジェシーを魅力的に演じてくれました。

今回のプリンセス編でもその魅力は健在。

ダー子とダンスを踊りながら話すシーンはとてもテンポがよくて、ダー子とジェシーのコミカルでチャーミングなところが出ているおもしろいシーンでした。

当日、振付をして挑んだシーンとは思えないほど様になっているダンス。

普段から身体を作るためにトレーニングしたり、歌やダンスのレッスンをしたりしているからこそすぐに対応できたんでしょうね。

報道後、人となりを知ることでどんどん三浦春馬さんに魅せられてれている私。

どんどん好きになるごとにどんどん亡くなったことが信じられなくなっているんです。

とくに、コンフィデンスマンJPは登場人物がみんな魅力的に描かれているので、余計に本当に世界のどこかにいる気がするんです。

だから、このまま春馬くんはジェシーとしてコンフィデンスマンJPの世界に生き続けてくれるんだと思います。

続編でも名前や後ろ姿を出してもらいたいな。

脚本の古沢さんも今後もジェシーを出そうとお考えのようです

期待の上をいく見ごたえ!コンフィデンスマンJPの世界にまたハマれるプリンセス編

伏線がすごすぎてめちゃくちゃ長い記事になってしまいましたが、それくらい分厚い脚本になっていてあっという間の124分間でした。

めちゃくちゃ期待していったのに簡単にその期待をこえてくれた今回のプリンセス編。

何度も見に行きたいなと思います。

今度はハワイでのロケ?なんてキャストのみなさんもおっしゃっていましたが、さらなる続編も期待したいですね。

以上、「劇場版コンフィデンスマンJPプリンセス編の感想とネタバレ」でした。

前作のロマンス編のネタバレはこちら。

→ 劇場版「コンフィデンスマンJPロマンス編」のネタバレと見つけた小ネタ

追記:さらなる続編決定!!コンフィデンスマンJP 英雄編

コンフィデンスマンJPの劇場版第3弾となる「コンフィデンスマンJP 英雄編」の制作が決定しました!!

カジテレちゃん

めちゃくちゃうれしい!!

劇場版第2弾プリンセス編から繋がっていくストーリーだとか。ってことはコックリもまた姿を見せてくれるんですよね、きっと。

楽しみで楽しみで仕方ありません。

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