いろいろな分野で生き方がキラキラした女性にスポットを当て、密着する中でその女性が「いつもしていること」を7つ見つけて掘り下げていくドキュメンタリー番組「セブンルール」(関西テレビ制作、フジテレビ系火曜23:00~)
密着VTRを見ながらスタジオでトークを繰り広げるのは、YOUさん、オードリーの若林正恭さん、劇作家の本谷由紀子さん、俳優の青木崇高さん。
この4人のトークもいいんですよね。いい感じでゆるくって、それでいてそれぞれのこだわりや普段の生活が垣間見えて楽しい番組です。
ゆるゆるしたい火曜日の夜にピッタリな感じ
ごはんのスペシャリストしらいのりこさんに密着
そんなセブンルール2020年1月28日の放送は、ごはん同盟のしらいのりこさんに密着する回でした。
しらいさんは、夫であるじゅんぺいさんと「ごはん同盟」というユニットを組んでごはんのおいしさを広めようと活躍してらっしゃる料理研究家の方。
雑誌「オレンジページ」や「コドモエ」にも連載を持たれています。
「パラパラじゃなくていいチャーハン50」(魅力的すぎるタイトル!!)などの本も多数出版されています。
そんなしらいさんはご飯のスペシャリストでありながら、炊飯は「炊飯器に任せる」という、真似する側にとって、めちゃくちゃありがたい考え方の持ち主なんです。
炊飯器ではなく、ルクルーゼでご飯を炊いているカジテレママですが、セブンルールのしらいさんへの密着を紹介しながら、おいしいご飯の炊き方をまとめておきたいと思います。
お鍋炊飯でも参考にできることがたくさんあったよ
ごはん同盟しらいのりこさんのご飯の炊き方は?
しらいのりこさんのセブンルールはこちらでした。
- お米を研ぐ回数は3回以内
- 給水から蒸らしまで炊飯器に任せる
- お米は「はかり」で計量する
- 夫の意見は半分だけ聞く
- 撮影の日はおむすびを振る舞う
- 全力でダイエットに取り組む
- 炊飯器で美味しく炊く
ご飯の炊き方のルールも含まれてますね。まずは、しらいさんのお米のとぎ方からご紹介します。
ごはんのとぎ方は優しく
日本のお米はどのお米もおいしいとおっしゃるしらいさん。
日本のお米はポテンシャルが高いので、お米の種類の差はあんまりないってことですね。ということは、おいしいご飯を食べるために重要なのは、お米の研ぎ方や炊き方ということになります。
セブンルールの中でしらいさんは、まず、お米の研ぎ方から教えてくれました。
ポイントはこちら。
- お米はボールで研ぐ
- 研ぐ回数は2回か3回で優しく
- 水は透明でなくていい
- 給水させる必要はないのですぐ炊飯器に入れてスイッチを押す
- 炊けたらすぐ混ぜる
まず、しらいさんはお米を計量カップではなく、はかりで計量していました。これはしらいさんが料理研究家でしっかり計測してレシピを公開しなければいけないから、 日によって炊き上がりに違いが出ないよう余計に気を付けられているという面もありますが、計量カップに入れてはかるより早くて正確にはかれるんだそう。
炊飯器のおかまで研ぐのはNG。せっかくのおかまの寿命が短くなってしまうからダメなんだそう。
ザルで研がれる方もいるかもしれませんが、こちらもお米が傷ついてしまうのでNGだそうです。
必ず、ボールで研いでくださいとのことでした。
しらいさんはボールで研いで、その後水を切る道具を使ってらっしゃいました。(色は白でしたけど)
こちらもお米がこぼれなくて使いやすそうでしたが、我が家で大活躍しているのは3分の2がボールで、3分の1が穴あきボールになっているこちら。
このボール、めちゃくちゃおすすめです!!!!!!
ボール部分でお米を研いで、穴あき部分でお水を出せるので、すごく便利です。お米を研いだ後も野菜を洗ったり、水につけておいたり、水切りしたり、油揚げとかに熱湯をかけたり色々使えるので毎日ヘビロテしてますよ。
話は戻って、しらいさんが言うお米を研ぐ回数は3回以内。軽くすすぐ程度で十分。水の色も透明でなくていいんです。
給水させるため、お米を水につけて置いとかなくてもいいからすぐに炊飯器に入れて炊飯ボタンを押しましょうとおっしゃっていました。
昔は、お米を研いでから給水させましょうと言われていましたが、今はその給水すら炊飯器が計算してくれるんだそう。だから、すぐ炊飯してもOKなんですね。
お鍋でご飯を炊いている私は逆に給水させた方がいいってことですよね。いつも最低10分、時間に余裕があれば30分くらい給水させています。
ご飯を炊くのは炊飯器にお任せ
現代の家電は素晴らしい機能を兼ね備えているので、炊飯に関しては炊飯器に任せるとおっしゃるしらいさん。
しらいさんのお宅の炊飯器はこちらの商品でした。
パナソニックの「Wおどり炊き」。パナソニックと合併した旧三洋電機が得意としていたおどり炊きをさらに進化させたシリーズです。
こちらの商品、おかまはダイアモンドプレミアムコートされています。大体の炊飯器が何らかのコートをされているので、本当におかまでお米を研いだらだめですね。
お値段は高価ですが、毎日食べるお米を炊くものですし、炊飯器なんてそうそう壊れませんから、長い目で見たらコスパはいいですよね。
形も変にゴテゴテしてなくていいなぁ。
我が家は今はルクルーゼでご飯を炊いていますが、今後、娘が高校生になって毎朝お弁当が必要とかになってくるとタイマーで炊ける炊飯器に戻るかもしれないので、その時はこういうのをドカンと買いたいなぁ。
現状は鍋で美味しく炊けてるから大満足なんですけどね
炊けたらすぐに混ぜる
ご飯が炊けたら、すぐにふたを開けて混ぜていいとおっしゃるしらいさん。
少し蒸らす時間を作りましょうと大多数の方が聞いたことがあるのではないでしょうか?目から鱗です。
蒸らす時間さえも、炊飯器がやってくれるので必要ないとおっしゃっていました。
(鍋で炊いてる我が家の場合は10分ぐらい蒸らしてから混ぜています。鍋の場合はそれで正解っぽいですね。)
混ぜるときは、しゃもじで十字に線を入れて4分割してから、1分割ずつ半返しでほぐしていくといいんだそう。
すぐ混ぜることで余分な水分を飛ばし、ごはんの食感が良くなるんだとか。
「パンの焼き方は気にするのに、お米の炊き方は気にしてない。」とみなさんがドキッとするようなド直球の名言をおっしゃっていたしらいさんですが、炊き方は炊飯器に任せると言ってくれるので、気を付けるのはお米の研ぎ方と炊きあがった後の混ぜることだけ。
これくらいでご飯が劇的においしくなるなら真似しない手はないですよね。
セブンルールで放送した部分だけでない、ご飯の炊き方についてはしらいさんの旦那さん、ジュンイチさんのnoteに詳しく載っています、こちらも必見です。
→→ 米とぎを変えるだけでごはんは簡単においしくなる|シライ ジュンイチ/ごはん同盟
しらいさんのプライベートに迫るセブンルール
白井さんは米どころ新潟県の出身。子どものころから、ご実家が仕出し屋さんでお円筒にお米をよそうお手伝いをされていたんだそう。
就職されたのはWEB関係のお仕事だったものの、結婚した旦那さんのジュンイチさんのご実家がお米農家だったことからお米のおいしさに目覚め、その後、料理専門学校に通ったり、料理研究家のアシスタントをやったりしながら、2011年にジュンイチさんとごはん同盟を結成されたんだそう。
しらいさんのお宅も公開
セブンルールでは、しらいさんのお宅にもお邪魔していました。オレンジページに掲載予定のオムライス丼の試作をされていました。(こちらのオレンジページは2月17日発売だそうです)
試作を旦那さまと食べて半分だけ意見をもらう雰囲気がとてもよかったですね。旦那さんが病気で倒れられてから、振り返ると「結構正しいこと言ってたな」と思いなおして、「半分だけ意見を聞く」というようになったんだとか。
別の日に撮影でハヤシライスを作られたときも、どっち向きが前か聞いてきた撮影スタッフに「お任せします」とおっしゃるしらいさん。てたしらいさんにびっくりしました。
料理研究家の方って、そういうのもこだわって言うものだと思っていたので。料理を作るまでは自分で行い、撮影に関してはカメラマンさんなどプロに任せるんだそう。撮影の専門家に任せますと言われていたのが印象的でした。
その代わりに、おむすびを作ってスタッフさんに振る舞ってらしたのが、めちゃめちゃ優しいですよね。
「人の家に言って、いつご飯が食べられるかわからない状況って怖くないですか?」
そういう考えに行きつくところがすごい。
ごはんを仕事にしているから太ってると思われるのが嫌ということで、ダイエットにも励まれているしらいさん。(ダンス難しそうでした)
ご自身がおっしゃるのは、お米で太ったんじゃなく、運動不足と飲みすぎだからなんだとか。
そういう点からもごはんへの愛情を感じました。
しらいさんの持ち物が素敵
しらいさんのお宅、飾らない感じですごく機能的で素敵でした。
キッチン以外もシンプルで私好みでした。
旦那さんが仕事されていた書斎にあったのは、フェローズのバンカーズボックスでした。
しらいさんがお米の保存に使っていたのは、無印良品のストッカー。
ポリプロピレン頑丈収納ボックス・小です。
こちらのストッカーは、防犯用品とか、キャンプ用品とかを入れるイメージでしたが、光を通さないので、お米の保存にもいいんですね。
しらいさんは全国各地のお米を食べられてるので、少量のお米の袋がたくさんこの中に入ってました。
あと、しらいさんが使っていたエプロンも素敵だったぁ。
肩がこらないし、フキンをかけるボタン付きなんだとか。Lino a Linaというブランドのフルエプロン アニタというものでした。
リネンだと洗っても早く乾くのでいいですよね。
私は色が濃いものの方が好きかな。白いと汚れがわかりやすくて清潔に保てそうですけどね。ごはん研究家っぽいし。
セブンルールで放送されたキノコと牛肉の混ぜご飯のレシピ
番組内で作られていた牛肉とキノコの混ぜご飯のレシピも教えてくださいました。(お米2合分のレシピです)
牛肉ときのこの混ぜご飯
— しらいのりこ ごはん同盟 (@shirainoriko) January 30, 2020
フライパンに油大さじ2を熱し、椎茸4個、舞茸1pcを加え、強火で炒める。ニンニクみじん1片、サイコロ状に切った牛もも肉200gを加え、表面の色が変わったら、しょうゆ小さじ4を加えてひと混ぜして火をとめ、あたたかいごはん2合分を入れよく混ぜ合わせる#セブンルール pic.twitter.com/49bN8cpDkF
こちらのツイートをまとめると、
- 椎茸は8つ割りにしておく
- フライパンに油大さじ2を熱し、椎茸4個、舞茸1パックを加え、強火でカリカリになるまで炒める
- にんにくのみじん切り1片、塩コショウで下味をつけたサイコロ状に切った牛モモ肉200グラムを加える
- 表面の色が変わったら、しょうゆ小さじ4を加えてひと混ぜして火を止める
- あたたかいご飯合分を入れよく混ぜ合わせる
- 万能ネギやわさびを加えてもおいしい
こちらのレシピはこの「ごはん同盟のほぼごはん弁当」にも掲載されているそうです。
さらに、料理の初心者よりちょっと進んだくらいの方向けに料理の基本を教えてくれる本も出されています。
時期が過ぎてしまいましたが、しらいさんの「北欧暮らしの百貨店」のコラムの恵方巻もステキ。めっちゃおいしそう。ひな祭りにもいいですよね。
\恵方巻/
— しらいのりこ ごはん同盟 (@shirainoriko) February 2, 2020
今年の恵方は西南西やや西
食べ方のルール
2/3に恵方を向き、願い事をしながら、切らないで一本食べきる。(切って食べると「縁が切れる」などよろしくない)
食べ終わるまで話さないこと。
具材は七福神にちなんで、7つ。
手作り派は↓海苔巻き研究所https://t.co/sKqsxWsfJB
ご飯をおいしく炊くコツは「正しく研いで文明の利器に任せる」
「日本でおいしくないお米なんてない」とおっしゃるしらいさん。
確かに日本のお米はおいしいですもんね。
だから、お米の違いでご飯のおいしさが違うというより、お米の研ぎ方や炊き方でお米のおいしさをどれだけ引き出すかが大事なんですね。
もう一度言いますが、しらいさんのおいしいご飯の炊き方は、「今のお米にあった正しい研ぎ方をして、あとは文明の利器(炊飯器)に任せる」という潔いものでした。
何かと忙しい主婦にはその結論ありがたすぎる
そんな正しい炊き方や、ご飯に合うおかずについて全国を回りながら教えてくれているしらいさんは、人柄もとても魅力的。
習っているダンスになかなかついていけないなんてところを見せてくれたり、夫婦での発言だったり、おうちの感じだったり、すべてが飾ってなくてステキ。まさに白いごはんみたいだなと思いました。
以前から、オレンジページやdanchyuを楽天マガジンで読んでいましたが、これからはしらいのりこさんという名前に注目して読んでみようと思いました。
ぜひ、しらいさんのおいしいご飯の炊き方、参考になさってくださいね。
以上、「【セブンルール】おいしいご飯の炊き方炊飯器バージョン【ごはん同盟しらいのりこさん】でした。
楽天マガジンは雑誌1冊分より安い値段でいろいろな雑誌をちょこちょこ見られるから重宝しています。
楽天マガジンの登録方法はこちらに書きました。1か月無料でお試しできるのでどれくらい読むかで続けるか考えることができますよ。
我が家のル・クルーゼでのご飯の炊き方はこちらに書いてあります。
「セブンルール」は放送後1週間はTVerで、それ以降はフジテレビの動画見放題サイトFODプレミアムで見逃し配信されています。
セブンルールは残念ながら見放題作品ではないんですが、 FODプレミアムの会員になると、毎月8のつく日にクーポンが400円分もらえます。そのクーポンを使えばセブンルールを見ることができます。(1話につき200円。レンタルビデオと同じような感じで視聴期間があります)
現在放送中のフジテレビ系のドラマなど、視聴期間を気にすることなくクーポンを使わずに満たれる見放題作品が盛りだくさんなので、一度お試ししてみてはいかがでしょうか。
FODプレミアム 、通常は月額888円(税抜)ですが、Amazonアカウントで支払う手続きをとると、初回登録1か月無料で見られます。
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