我が家の長女が今年から高校生になります。
親として勉強に部活に友達付き合いに楽しく過ごしてほしいと願うばかりですが、親として気になるのはやはり「お金」
ということで、入学時とその後、高校ではどれくらいお金がかかるのかをこの記事でまとめておきたいと思います。
高校受験のお金
我が家は岐阜県にあります。
岐阜県の公立高校の受験料は2,000円です。
県立高校の場合は2,000円の収入証紙を銀行で購入してそれを提出しました。
銀行や信用金庫で「受験料の2,000円」と伝えれば、すぐ把握してくださり購入できました。
市立高校は現金で納付となっていました。
中学校に提出して中学校から願書を提出してくれたので、収入証紙も中学校に提出しました。
ちなみに娘が受けた私立高校の受験料は15,000円でした。
こちらはWEBで手続きでした。カード払いでもOKでした。
受験料 | 2,000円 |
合計 | 2,000円 |
高校合格時に必要なお金
高校合格から入学式まであまり時間がないので、高校の合格発表の日に行われる入学説明会ですぐに購入するものがありました。
それぞれの学校で違うと思いますが、長女の高校では
- 上履きスリッパ
- 体操服
- ジャージ
- 体育館シューズ
こちらの4点はその日に購入しました。
合格した場合、これくらいの金額を用意するように文書をいただいていますが、少し多めに持って行くといいです。
それぞれの業者さんが別々の教室にスタンバイしてそこで試着→購入という流れ。
購入申し込みを書いてお金と提出するので現金払いのみ。
スリッパはその場で受け取り、それ以外は入学式で受け取ることになっています、
スリッパ | 1,450円 |
体操服 | 3,050円 |
ハーフパンツ | 3,150円 |
ジャージ | 10,900円 |
体育館シューズ | 3,500円 |
合計 | 22,050円 |
わが家は体操服とハーフパンツは2枚ずつ購入したのでこの金額よりかかりました。
通学用定期や自転車の用意が必要な子も
電車やバスで通う方は、この説明会の際に学校に申請をして入学式の後、各鉄道会社やバス会社で定期券を購入します。
岐阜の田舎で交通の便があまりよくないので、電車やバスの運賃も高め…。
定期券代は半年で10万越えはざらにあります。
通学定期券 | 50,000~100,000円 |
中学が徒歩通学だった子や、電車通学の子で自宅から駅まで自転車、駅から学校までまた自転車のパターンだと中学の時の自転車があってももう一台自転車が必要な子も。
ヘルメット着用も法律では任意とはいえ、娘の学校では自転車通学の子は必ず被るように通達がありました。
自転車 | 70,000円 |
自転車保険 | 600円 |
ヘルメット | 4,000円 |
合計 | 74,600円 |
中学の自転車はこちらで購入しました。
田舎なのでかわいい自転車がなかなか売ってないため、こちらのサイトで好きなデザイン・色のものを選んでもらいました。
組み立てた状態で届きます。
付属品も一緒に注文したら取りつけた状態で送ってくれるのでとても便利ですよ。
入学までに必要なお金
入学説明会で教科書を自宅に送るための伝票を記入しました。その何日後に自宅に教科書が届きます。
教科書も現金と引き換えでした。
娘が通う科は教科書が他の科より多く金額も高めでした。
教科書 | 約26,000円 |
合計 | 26,000円 |
説明会の後にそのまま行かれる方もいますが、説明会後2,3日のうちに制服のサイズをはかり購入します。
中学校では生地のグレードによって同じ制服でも値段が複数ありましたが、高校は全部同じものでした。
ブレザー | 23,000円 |
シャツ | 4,500円 |
スカート | 16,000円 |
ニットベスト | 5,200円 |
夏スカート | 13,000円 |
半袖シャツ | 4,300円 |
合計 | 66,000円 |
シャツは2枚ずつ購入したので、実際の合計金額はもう少し増えました。
スラックスの場合は、スラックスにベルトも必要になりますね。
その他、
- 靴(スニーカーやローファー)
- カバン
- 靴下
- レインコート(自転車通学の場合)
も購入します。
こちらについては指定のものがある学校と自由な学校があり、娘が通う学校は色の指定があるだけで好きなものを購入すればいいようです。
どんなものを買えばいいのかわからないので、かばんは中学で使っていたリュックをとりあえず使ってもらい、靴下は少しだけ購入して実際に高校生活が始まったら先輩や周りの子を見て好きなものを買い足してもらおうと思います。
iPadが必要な場合な高校も
娘の通う学校は、県から貸与されるタブレットの他にiPadで授業をするため、iPadの購入が必要になります。
学校からあっせんされる業者で購入しても、自分で用意してもいいとの事だったので、我が家は自分で購入しました。
ちょうど、Amazonの特選タイムセールが行われていたので、あっせん価格より1万円近く安く購入できました。
とてもありがたかった。
私はプライム会員なのでギフトカードをチャージするだけで最大で2.5%、ポイントが還元されます。(通常会員は最大2.0%還元)
①まず大体のiPadとその付属品の合計金額を調べる
②調べた金額以上のAmazonギフトカード(チャージタイプ)を購入
③iPadと付属品を購入(支払いはギフトカード)
クレカでチャージすればクレカのポイントも貯められますよ。
iPadAir (Wi-Fiモデル) | 103,599円 |
ApplePencil | 17,158円 |
ペーパーライクフィルム | 2,618円 |
iPadケース | 2,000円 |
合計 | 125,375円 |
無印iPadかiPadAirかiPadPro(11.9インチ)のどれかを用意とのことでした。
値段的に松・竹・梅みたいに分かれているなと思いました。ちょうど真ん中の価格帯でカラーリングもかわいかったのでiPadAirにしました。
ペーパーライクフィルムについては指定がありましたが、iPadのケースについては自由でした。
中学生でスマホを持っている子も増えましたが、高校から使い始める子もまだまだ多いと思います。
その場合、スマホ購入代が必要になります。
楽天モバイルは機種のみでの購入もでき、年に4回あるスーパーセール時には機種代が安くなることが多いのでねらい目ですよ。
入学前の段階で250,000円必要
入学前の段階で必要なお金を計算してみます。
我が家から高校までの交通機関があんまりなので、とりあえず車で送り迎えしようと思っています。
ということで定期代は入っていません。
受験料 | 2,000円 |
合格説明会で購入したもの | 22,050円 |
合格説明会後にすぐ購入するもの | 66,000円 |
教科書 | 25,000円 |
iPad関係 | 125,375円 |
合計 | 240,425円 |
大体240,000円から250,000円はかかるようです。
公立高校と言えど、やはりこれくらいは必要なんですね。
入学後に必要なお金
入学後は
- 入学金
- 授業料
- PTA会費
- 各種費用
- 積立金
などが毎月口座から引き落とされます。
授業料については申請が必要ですが就学支援金という国からの補助で無料になりますが、その世帯全体の収入によっては全額支払わなければならない子も。
入学金 | 5,650円 |
授業料 | 9,900円 |
PTA会費・部活動後援会 | 3,800円 |
預り金・積立金 | 5,000円 |
合計 | 18,700円 |
月によって納入する金額が違ったので、平均して引き落とされる金額にしています。
就学支援金が適用されたら、授業料の9,900円の納入が必要なくなります。
私立高校の場合はさらに必要
公立高校でもお金がかかりましたが、私立高校はどうなんでしょうか。
制服やジャージ、教科書やiPadは公立高校に通う生徒とあまり変わらないと思いますがが、それ以外がやはり高額になります。
娘が受験した私立高校の学納金はこんな感じでした。
入学金 | 170,000 |
授業料 | 33,000 |
教育充実費・協力金 | 5,500 |
その他(生徒会費・PTA会費・修学旅行積立金など) | 11,293 |
学級費 | 8,000 |
合計 | 57,793 |
入学金と毎月かかる授業料や学納金を合わせて、4月~5月の初めに230,000円弱かかるようです。
※就学支援金で世帯収入によって、毎月学納金から9,900~33,000円の控除があります。
iPad購入より入学金の方が高いなんて…やはり私立にいかせるならそれなりのお金の用意が必要ですね。
これだけでなく、制服代や教科書代が250,000円程度かかるので、私立だと500,000円くらいは用意しておかないといけませんね。
私立高校無償化というけれど…
高校無償化ということで、田舎でも私立高校は滑り止めの高校ではなく、第一志望の高校という位置づけになってきました。
私立高校で手厚く指導してもらう方がいい大学に合格しやすいとか、設備が充実していてキレイとか、旅行の行き先が豪華とか
高校の授業料は無料になってありがたいと思う反面、世帯収入がある程度高いと、授業料もなにも無料にならず大変な子も出てきます。
授業料が無料になっても、先ほど表にしたように入学金や授業料はやはり公立高校よりだいぶ高額です。
学校独自の奨学金制度などでその負担を軽減している私立高校も多いですが、親としては大学進学へのお金も貯めておきたいし負担が大きいことには変わりません。
誰も実行には移していませんが、ママ友との間では偽装離婚してシングルマザーとしていろいろな補助を受けた方が楽なんじゃないかなんて話題も出ていました。
高校入学時に必要なお金は早めに用意しておこう
昔に比べたら、私立高校の授業料に支援金が出ることで通いやすくはなったんだと思います。
私の娘もいくつか学校見学をして、滑り止めという考え方ではなく、ちゃんと行きたいと思える私立高校を選びました。
結局は本人が公立高校を第一志望とし、そこに合格したので私立には行きませんが、もし私立を第一志望としていたら、私や夫が夜勤の仕事でもしないと通わせられなかったかもしれません。
県立高校も納入金が安いとはいえ、毎月それなりにかかりますね。
大学受験に向けて塾や予備校に通うとなればさらにそのお金も必要となりますし…
とにかく頑張ります。
わが家にはほかにも娘がいるので、忘備録的に高校進学時にどれくらいの費用が掛かるか記事にしましたが、これからお子さんが高校受験される方にとっても参考になればと思います。