毎日暑い日が続くので、連続して小学校のプール開放がなくなりました。
プールまで通う道中で熱中症になる危険があるからだそう。
確かにそれは心配だけど、遠くなら自転車なり、親の送り迎えなりで学校までくると思うんですけどね。
わが子たちは、プールがなくなって文字通り「ブーブー」言ってましたw
さて、夏休みも半分が過ぎましたね。
宿題もそろそろ佳境に入っておかないと、せっかくの夏休み、思う存分遊べる時間がすくなくなってしまいますよね。
夏休みの宿題の最難関?読書感想文の書き方はこう教えよう
いろいろある宿題の中で1番子どもたちがとっかかりにくく、親もどうしてあげたら良いかわからないのが「読書感想文」だと思います。
我が子も「何の本を読めばいいかわからん。」とか、「何を書けばいいかわからん。」と完全に丸投げしてきます。
なので、こうしたらそれなりに書けるのではないかという私なりの誘導の仕方を記しておきたいと思います。
本はとにかく好きな本を読んでもらいましょう
その子が好きな本を選ばせることです。何度か読んでいるのでオーケー。その本を読むこと自体が楽しい本であることが大事です。
もし、選べないのなら、読み進めやすい冒険物か、感想が自ずと出てきやすい少し悲しい話がオススメ。
低学年なので、ちゃんとイラストも入っている方が想像しやすくていいと思います。
課題図書になっている本はいいと思いますが、それこそその子が好きそうなお話でないと、読むこと自体が億劫になってしまいますよ。
本を読みながらでもいいから心に残っているところをメモしてもらう
次に、どこが1番ワクワクしたり、楽しかったりしたのか。話によっては逆に悲しかったり、悔しかったりしたところを2、3カ所メモを取ってもらいましょう。
付箋を貼ってもいいですね。
読み終わったら、そのメモや付箋を見て、こちらからいろいろ質問してみます。
「この主人公はどんな気持ちだったと思う?」
「結果こんな風になっちゃったけど、どうしてこの子は笑顔なんだろうね」
とか、そして子どもが子どもなりにそれに答えていたら、こちらでその内容をすぐメモを取っておくことがポイントです。
メモを読んで方向性を示してあげる
答えてくれたことをメモした後、それを文章に直して、「こんな感じのこと考えているね」と教えてあげる。
読書感想文を書くのが初めてのお子さんは、全く慣れていないので、こちらがある程度のことをしてあげていいと思います。
1年生なんて、やっとひらがなを習ったくらいなんだし、文章を作ること自体難しいですもんね。
2年生、3年生になるにつれ、自分の言葉で気持ちが表現できるようになると思うので、こちらでたくさん質問して、その答えを文章ではなく箇条書きにします。
それを見て文章を作る練習をしてもらって、不十分だと感じたら、もっと突っ込んだ質問をして・・と繰り返してなるべく自分の力で全てできるように促してあげます。
ここでやっと下書きに入る
それが終わったら、ようやく下書きです。
感想文の冒頭は、タイトル、記名のあと、
- どうしてこの本を読もうと思ったかという理由
- 1番心に残ったことをまとめたもの
- 最後に自分だったらどうするかという考え
この3つを書けば終了です。
たくさん質問しておけば、あっという間に3枚くらい書けちゃいますよ。
チェックしてから清書
誤字脱字、句読点、段落変えをチェックしてあげて、清書をしてもらえば、完成です!
とにかく、やる気が削がれないようにテンポよく書いて、褒めて褒めて褒めまくるのが1番のポイントかもしれません。
と分かっていて気をつけていても、あまりに進まなかったり、途中で遊びだすとこちらがイライラしちゃうんですよね。
1日で終わらせるのが大変なら、2.3日に分けて集中力がそがれないようにしてあげてください。
大変な宿題だけに早めに終わらせて、子どもも親も精神的に楽になりましょう。
やってみたけど全然ダメとお手上げ状態の時は
さきほどお話しした順序でサポートしようと思ったけど、全然やろうとしてくれないとか、集中力が切れてしまうお子さんもいらっしゃると思います。
そういうお子さんには最終兵器。こんな便利なものが…
この本の通りに書いていけば、穴埋めしていくだけで読書感想文が書けてしまうという代物。
【小学校低学年向け】夏休み1番難しい宿題?!読書感想文はこう教えよう
小学生の夏休みの宿題って結構、量があります。
暑い中、遊んだり、プールに行ったり、習い事をしたり、現代の小学生のお子さんは何かと忙しい。
他のものは何とかこなせても、読書感想文だけは苦手というお子さんも多いんですけど、苦手なものこそささっと終わらせて、楽しい夏休みを送ってほしいと思います。
親御さんも、忙しい中、お子さんの宿題の見守りもしなければいけなくて大変。
下に小さいお子さんなんていたら、もう宿題見ている場合じゃないのが本音。
親のためにもささっと終わってもらえるよう、早く書けて内容もある読書感想文が書けるよう導いてあげてほしいと思います。
以上、「【小学校低学年向け】夏休み1番難しい宿題?!読書感想文はこう教えよう」でした。
3、4年生用、5、6年生用もあります。
あの、「今でしょ」で一世を風靡した東進予備校講師の林先生の読書感想文指南の記事はこちら。
私がTwitterで仲良くしてもらっている元塾講師の上條さんに寄稿していただいた記事はこちら。
他にも本に関する記事書いてます。