カジテレ家、2022年もふるさと納税を行いました。
ふるさと納税は実質2,000円を負担するだけで、それぞれの自治体から「返礼品」がもらえる制度。
所得税を納めると住んでいる自治体が行ういろいろなものに使われるので、自分のためになっているはずなんですが、恩恵がわかりにくいですよね。
その所得税を好きな自治体に代わりに納付するのが「ふるさと納税」
同じ額を納付してもふるさと納税でなければ返礼品はもらえません。
利用できる制度ならもらっておいた方がお得。
ここでは、サラリーマンがふるさと納税する場合の基本的な手順についてご紹介します。
ふるさと納税の手順
ふるさと納税は専門のサイトを使えば、誰でも簡単に利用することができます。
流れとしてはこんな感じ。
- シュミレーションして利用可能額を知る
- 商品を選ぶ(=寄付するところを選ぶ)
- ワンストップ特例制度を選んで納付する
- 申請書が届いたら記入して郵送
どの自治体に納付するのも手順は同じです。
ふるさと納税に必要なものは、
- ふるさと納税する方の収入がわかるもの
- 本人確認書類
この2つでOK。
「収入がわかるもの」というのは、サラリーマンの方なら前年の源泉徴収票、確定申告をした方ならその申告書になります。
本人確認書類は、マイナンバーカードや運転免許証、健康保険証などになります。
次に、ふるさと納税の手順をひとつひとつ解説していきます。
1.シュミレーションして利用可能額を知る
まずは、じぶんはどれくらいふるさと納税ができるか、利用可能額を知るところからスタートします。
昨年の収入がわかれば、今年の納税できる見込み額も計算できるので、源泉徴収票や給与がわかるものを用意してシュミレーションしてみてください。
利用可能額より多く納税してしまうと、2,000円の自己負担額以上の負担になってしまうので必ずシュミレーションしてみてください。
初めて利用する方はもちろんですが、以前利用したことがある場合も、
- 昨年と収入の金額が変更になった
- 昨年と扶養家族や税金控除が変更になった
こういった方はぜひシュミレーションしてから利用してください。
シュミレーションは大まかな額か詳細な額かを選べるよ
2.商品(返礼品)を選ぶ
利用できる額がわかったら、いよいよ商品を選びます。
食品だけでなく、電化製品やトイレットペーパーのような日用品、旅行先で使えるクーポンまで多種多様な返礼品があります。
気になる返礼品をいくつかピックアップして、ご自分の利用可能額の中で組み合わせてみてください。
楽天ふるさと納税のおすすめの返礼品はこちらの記事でたくさんご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください
3.ワンストップ特例制度を選んで納付する
サラリーマンは基本、所得税は毎月の給与からの引き落としと年末調整で納付が完了するので確定申告の必要はありません。
しかし、ふるさと納税を行うと寄付金控除を受けるために、別に確定申告をする必要が出てきます。
それはちょっと面倒ですよね。
そんな煩わしさを解消するために、ふるさと納税での納付先が5自治体までなら確定申告をする必要がない「ワンストップ特例制度」があります。
我が家はその特例を利用するため、毎年ふるさと納税は5自治体までにしています。
ワンストップ特例制度を利用するのは本当に簡単。
楽天ふるさと納税の場合、欲しい返礼品を選ぶと楽天市場でお買い物するのと同じように購入画面が表示されます。
その画面に、「ワンストップ特例制度」を利用するかどうか選ぶ項目があるのでチェックするだけ。
特例を利用するしないに関係なく申請書を送ってくれる自治体もあるよ
とても返礼品を選ぶときはそのチェックだけ忘れなければいいので、とても簡単ですよ。
4.申請書が届いたら記入して郵送
返礼品を選んだら、返礼品とは別にワンストップ特例申請書が届くので、必要事項を記入して返送するだけ。
マイナンバーカードと免許証や保険証などのコピーを貼り付けるぐらいなのでそんなに手間もかかりません。
マイナンバーカードがあればオンラインで申請することもできます
5自治体に納付するなら、あらかじめ5枚コピーを用意しておけばスムーズに送れますよ。
ふるさと納税は1月~12月までの1年単位。
2022年の場合は2022年12月31日まで受付しています。
しかし、ワンストップ特例制度の申請書を記入して、2023年1月10日までに該当する自治体に届かないといけません。(間に合わない場合は確定申告をします。)
遅くても12月初めまでに利用しておくことをおすすめします。
楽天ふるさと納税なら楽天ポイントが使える
ふるさと納税はいろいろなサイトで利用することができます。
「さとふる」や「ふるなび」はCMでもおなじみですね。
提携している自治体がそれぞれのサイトで違う場合もありますが、どのサイトでも利用できる自治体もたくさんあります。
わが家は2021年から「楽天ふるさと納税」を利用しています。
楽天ふるさと納税だと、普段楽天でお買い物しているのと同じ感覚でふるさと納税ができるのでとても簡単。
さらに、楽天スーパーセールや楽天お買い物マラソンの時期にお買い物と一緒にふるさと納税を行うのがおすすめ。
1自治体を買いまわりの1店舗としてカウントしてくれるので、楽天ポイントをたくさんゲットすることができます。
楽天ふるさと納税については、以前書いたこちらの記事にも詳しく書いていますので、よかったら読んでみてください。
ふるさと納税用に予備費をためておくとスムーズ
返礼品が魅力のふるさと納税ですが、スーパーセールやお買い物マラソンなど、買いまわりの際にまとめて利用しようと思うと、結構な出費になります。
納付しなければいけない税金なんですけど、いざまとめて支払おうとすると結構キツいです…。
利用可能額を把握しておいて、計画的にふるさと納税分の金額を毎月少しずつ貯めておくことをおすすめします。
ふるさと納税は手間がかかる分、少しの負担額でいろいろな返礼品を楽しめるある意味おまつりのような制度。
返礼品はちょっとした贅沢として選んでもいいし、日々の暮らしの補助的なものを選んでもいいし、それぞれの人にいろんな選び方があります。
わが家は、普段の買い物では買えないようなリッチな食材を選んで家族で楽しんでいます。
ぜひ、実際に利用してみて自分にピッタリな楽しみ方を見つけてください。
以上、「ふるさと納税の手順を会社員向けに解説【楽天ふるさと納税】」でした。