【OK釈迦地蔵】第41回ABCお笑いグランプリ優勝のコウテイってどんなコンビ？【ズィーヤ】

今年のM-1の目玉になる？ハイテンションマンザイ「コウテイ」

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朝日新聞(@asahi_shimbun)がシェアした投稿 – 2020年 7月月12日午前8時00分PDT

お笑いの賞レースはたくさんありますが、若手お笑い芸人の登竜門となっているのがABCお笑いグランプリ。

41回目となる2020年は、ハイテンションでぶっ飛ばしていくお笑いコンビ「コウテイ」が優勝しました。

普段のキャラと違って、二人とも大号泣だったその優勝時の様子と、「コウテイ」のお2人のプロフィールについて、そして2020年に開催されるそのほかの賞レースについてまとめます。

ABCお笑いグランプリとは

まずは、コウテイのお2人が優勝したABCお笑いグランプリについて。

ABCお笑いグランプリとは、2012年から始まったお笑い芸人の賞レース。

ですが、その前身は1980年から2011年まで「ABC漫才・落語新人コンクール」「ABCお笑い新人グランプリ」と名前を変えながら開催されており、若手のお笑い芸人の登竜門的な歴史ある賞レースなんです。

2011年までは

という出場資格でしたが、2012年から、

という条件に変わりました。

第41回（2020年大会）の出場者は？

ABCお笑いグランプリこれまでの優勝者は？

ABCお笑いグランプリと名前を変える前は漫才部門と落語部門で最優秀新人賞が分かれていました。（審査員奨励賞もあり）

漫才部門の最優秀新人賞は、

• ダウンタウン（第4回大会）
• ベイブルース
• ナインティナイン
• ますだおかだ
• ハリガネロック
• フットボールアワー
• キングコング
• 千鳥
• とろサーモン
• かまいたち（この時は「鎌鼬」名義で受賞）
• 天竺鼠
• ウーマンラッシュアワー

「ABCお笑いグランプリ」に名前を変えてからの優勝者はこの方たち。

• 第33回大会　かまいたち
• 第34回大会　ジャルジャル
• 第35回大会　天竺鼠
• 第36回大会　GAG少年楽団
• 第37回大会　セルライトスパ
• 第38回大会　霜降り明星
• 第39回大会　ファイヤーサンダー
• 第40回大会　エンペラー
• 第41回大会　コウテイ

漫才もコントもできるコンビ「コウテイ」とは？

コウテイは、2013年に結成された2人組。

下田真生さんと九条ジョーさんのコンビです。

赤のマオカラーのスーツがユニフォーム。

漫才もコントも行いますが、漫才の導入が終わって漫才コントに入るとき、

下田「OK！釈迦地蔵」

九条「ズィーヤ！」

と始まるのが特徴です。

ご本人たち曰く、「超不完全究極肯定完全感覚奇天烈漫才」という芸風なんだそう。

コウテイのプロフィール

九条ジョー

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コウテイ 九条ジョー(@ziiya555)がシェアした投稿 – 2019年10月月3日午後12時29分PDT

コウテイの立ち位置右側、身長が高い方が九条さんです。

九条さんには「下ちゃんの○○見たスギ薬局。ポイント100万倍！」「やばスギ薬局！ロキソニンどうぞ」というギャグがありますが、実際にスギ薬局でアルバイトしていたそう。

シュっとした見た目でいかにもモテそうなイケメンなのに、ネタの世界観がおかしすぎて、そのギャップがすごいんですよね。

いつもはキャラクターを崩さない九条さんですが、今回のABCお笑いグランプリでの優勝では人目もはばからず号泣していました。

何回も解散した。
何十回も辞めたくなった。
何百回も喧嘩した。
それでも何千回信じて続けきた。

アナタも。犯罪以外はこの世界が
間違っていると思って。
どうか、誰に何を言われても、
アナタが正しいと思うこと、
コウテイし続けて下さい。

宣言しよう📢！
ボクらが1番面白い🏆！
ズィーヤ★🤞🏻 pic.twitter.com/2pcWfyiOj5

— コウテイ 九条ジョー (@ziiya555) July 13, 2020

意外にも東京進出についても慎重で、優勝後のインタビューでは「関西でもっとたくさん仕事をしてから」とおっしゃっていました。

九条さんおひとりで「ボクノ聖書」という短編集を出版されています。

下田真生

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ラニーノーズ/Runny Noize 洲崎(@runnysuzaki0504)がシェアした投稿 – 2019年 2月月10日午後5時57分PST

右が霜降り明星粗品さん、左が下田さん。

キュイン！！！
ABCお笑いグランプリ優勝しました！
ほんまに嬉しい！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

— コウテイ 下田 (@syaasanseee) July 12, 2020

下田真生さんは、いつも髪の毛を逆立てていてハイテンションなキャラクター。

霜降り明星粗品さんを兄と慕っているくらい仲良しなんだそう。

粗品さんも下田さんのことを「家族」と表現されています。

今回のABCお笑いグランプリでは大会終了後に、優勝者を迎えたトーク番組の司会を霜降り明星が担当しており、コウテイが優勝した瞬間、粗品さんも泣きはらしていました。

また、下田さんは粗品さんと同じようにギャンブルが大好き。

そのため、多額の借金があります。

粗品さんにもお金を借りまくっているらしいです。

解散を2回している仲の悪いコンビ？

下田さんと九条さんは吉本興業の養成所NSCで知り合いました。

意気投合しコンビを結成しますが、養成所にいる間にケンカをして一度解散しています。

その時はまた再結成するんですが、デビュー後、2016年3月末に2度目の解散をします。

「不仲」と本人たちも言っているようですが、今回のABCお笑いグランプリでは優勝後2人で抱き合って喜ぶ場面がカメラに映し出されていました。

実際のネタでも、もうキスするんじゃないかって言うくらいめちゃくちゃ顔を近づけて漫才をしているので、本当に嫌いだったらめちゃくちゃプロ根性があることになります。

推測でしかありませんが、おもしろいことを追求していく過程でぶつかることが多かったのかなと思います。

現在はきっと、以前ほどは仲が悪くないんでしょうね。

最近は仲良しコンビが多いイメージですが、コウテイのような単なる仲の良さでははかれない信頼関係で結ばれているコンビの方がお笑いコンビらしいなと思います。

キングオブコント・M-1グランプリも狙える逸材

コウテイは漫才もコントも両方やるコンビ。

今回のABCお笑いグランプリでは、最初に漫才を、ファイナルステージではコントを披露していました。

これまで、キングオブコントは2019年に準決勝進出、M-1グランプリでは準々決勝まで進出しています。

たくさんの芸人さんから実力を認められ、とろサーモン久保田さんからは「コウテイはM-1も優勝できる」と言われているので、この勢いで、今年はキングオブコント、M-1グランプリと両方の決勝に登場するのも大いにあり得ます。

^_^コウテイおめでとう🎊
4年前から推してたコンビ^_^
ほらね。

— とろサーモン 久保田かずのぶ (@kubotakazunobu) July 12, 2020

2020年のキングオブコントは9月中旬決勝

そんなお笑いのショーレースの一つである、コント王者を決める「キングオブコント」ですが、すでに予選が始まっています。

今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止の取り組みをしながらの予選となっていて、例年と奮起が違う中での予選となっています。

決勝の日程はまだ決まっていませんが、準決勝は9月3日と4日なので、9月中旬ごろになりそうです。

過去のキングオブコントは動画配信サービスのParavi（パラビ）で配信しています。（2020年7月13日現在、第1回大会と第3回大会は配信なし）

単独ライブを行えばチケットが即完売する東京03や、「有吉の壁」でも存在感を見せているシソンヌたちの初々しい優勝シーンはParaviでしか見ることができませんよ。

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M-1グランプリも始動

M-1グランプリも先日7月2日に生配信を行って、今年も大会が開催されることとが発表されました。

現在エントリー受付中です。

昨年、アマチュアながら準決勝にまで進んだ「ラランド」がベストアマチュア賞として表彰されました。

（今年はラランドはプロとして出場されます）

ラランドもですが、昨年の大会で準決勝まで進んだコンビは相当実力者ぞろい。

昨年、決勝にいたメンバーも今年も出てきます。

決勝に進出する新しいコンビはどのコンビになるのか？

めちゃくちゃ楽しみですね。

これまでのM-1グランプリはAmazonプライムビデオで見ることができます。

なんと、Amazonプライムビデオでは、

• 2017年優勝のとろサーモン「芸人人生　泥に咲く花」
• 2019年のM-1アナザーストーリー「～史上最高 大会の舞台ウラ完全密着～」

といったM-1アナザーストーリーなどの関連作品の配信もされています。

M-1本編はもちろん、アナザーストーリーもお笑い芸人のみなさんの並々ならぬ情熱や素の表情が見られる貴重な番組。

お笑い好きは必見です。

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新しい時代のお笑いコンビ「コウテイ」に注目です

お笑い第7世代という括りで番組が作られ、お笑いブームのようになっていますが、実際はネタ番組が少ない状況が依然としてあります。

第7世代は実力もあって確かにおもしろいんですが、第7世代だけの番組が作られすぎていて、メンバーが固定化して少々みなさんしんどそうに見えます。

もっと、上の世代と絡んでどんどん思い切ったことを言っていく感じにした方がのびのびやれるんじゃと勝手にテレビ見ながら思ったりしてます。

コウテイも若いコンビなので、お笑い第7世代に入ると思われます。

ネタ以外のバラエティ番組にも引っ張りだこになると思われますが、ご本人たちはキングオブコント、M-1グランプリの王者を見据えているはず。

今回の優勝で、知名度もあがった「コウテイ」のお二人。

今年後半の賞レースにコウテイがどう絡んでくるのか、とても楽しみですね。

以上、「【OK釈迦地蔵】第41回ABCお笑いグランプリ優勝のコウテイってどんなコンビ？【ズィーヤ】でした。