こないだ、子どもを公園で遊ばせたら、隣のママ友3人組のお話が聞こえてきました。
自分には関係ないけど、なんかチクチクしました。
話の流れなら、私だって絶対石油ストーブのことだと思いますもん。「鍋の」ってつけたり、ス・ト・ウ・ブってちゃんと区別して言ってないくせに。
ささやかなマウンティングが見えてしまった。
そんな人とも笑顔で話していたママと仲良くなりたいカジテレです。
うちはル・クルーゼでご飯炊いてます
ところで、ご飯って、何で炊いてますか?
うちは、もともと炊飯器でご飯を炊いていました。新婚の時に買った5.5合炊きのタイガーのもの。
高い炊飯器があるのは知ってましたが、新生活の予算もあり、15,000円くらいに安くなっているものを買いました。
特に可も不可もなく、おいしいご飯が炊けていましたが、9年使って突然壊れました。
次の炊飯器選びをどうしようかかなり迷いまして、しっかり調べようと思ったんですが、とりあえずその日のご飯を炊かねばならず…
家にあったル・クルーゼで炊いてみることにしたんです。
ずっと、煮物にしか使ってなかったんですけど、以前から、ご飯もおいしく炊けるとネットで見ていたので。
ただ、なんとなく面倒くさい気がしてチャレンジしたことはなくて。
そしたら、すごくおいしく炊けましてね。
想像していたより、簡単に炊けたし。
炊飯器もどれ選んでいいか探しましたが、種類が多すぎて難しすぎるんですよ。
めちゃめちゃいいのにすると、めちゃめちゃ高い…。
そして、そんな悩んでるときでもル・クルーゼで炊いたごはんはおいしい。
で、そのまましばらく鍋で炊くことにしました。
そして、そのまま現在に至ります…(笑)
炊いているのはこのル・クルーゼ
私が持っているル・クルーゼは18cmのもの。
年季が入ってる。
そんなに大きくはないので、3合しか炊けません。4合いけるかもしれませんが、こわくて試してません。
でも、3合のお米+炊き込みご飯のもとを入れたときは溢れずに炊けました。
あと、微妙にお米が米びつに残ってる分を合わせて炊いたので、3.5合は必ず炊けるはず。
公式ホームページはこちら →→ル・クルーゼ 公式オンラインショップ
いろいろな種類の鍋やキッチンツールが見れてうれしい。
お得な福袋も定期的に売ってます。
ル・クルーゼでのご飯の炊き方
私なりのルクルーゼでのご飯の炊き方をご紹介します。
下準備
まず、お米を洗います。
以前は力を入れて洗う方がいいって、言われていませんでした?
家庭科の授業でも水を入れて、水だけ流した状態でゴシゴシ洗って、また水を入れてを繰り返すと習いました。
糠で白くなったお水がそれなりに薄くなるまでって。
でも、最近はお米の精米技術も進んでいるので、あまり力を入れて洗う必要はないんですって。
なので、水を入れてそのまま手で軽くジャラジャラさせて水を流すという手順を何回か繰り返しています。
その時に使っているボールがこちら。
めちゃめちゃ便利なんですよ。これ。
斜めに固定できるので、お米を洗うときも水を捨てる時も簡単だし、ほうれん草などの葉物や、モヤシを洗ったり、玉ねぎを水にさらしたり、野菜や麺をゆでた後に水を切るのにも重宝します。
こちらのボウルで洗って、水切りをしてル・クルーゼ入れます。
お水を入れて、お米を浸水させる
水は、お米1合に対して200mlなので、3合分の600ml入れます。
そして20分から30分浸します。10分浸しても炊けますが、少し硬めになるのでなるべく長めに。
おいしく炊けるポイントは、ズバリ「浸水中に冷蔵庫に入れておく」です。
冷やしておくと、火にかけたときに温度差が大きくなるので、よりお米の甘味が出てくるそうです。
冷蔵庫の中がいっぱいの時は、水を入れるときに計量カップに氷を入れてから水を入れて測って、なるべく冷たいお水になるようにしてます。
余談ですが、うちは水にはあまりこだわっていないので、水道水で炊いています。
いざ炊いてみます
水に浸したら、火にかけます。
うちのIHコンロで10段階で6(スイッチ押したそのままの状態)の火加減でブクブク沸騰するまで炊きます。
吹きこぼれないように注意して、沸騰したら火加減を10段階の2まで弱くします。そこから、タイマーで15分。
炊きあがったら、ル・クルーゼをコンロから外して、15分くらい蓋を開けずに蒸らします。(沸騰してから火にかけていた時間と同じくらいと覚えてます)
そのあと、しゃもじで切るように混ぜる。
はい、できあがりー。
炊飯にかかった時間
浸水させるところからだと食べられるまでに1時間15分くらい。
炊くところから食べられるところまでだと45分くらいかかります。
これを面倒と思うかどうかは個人差ありますね。
私は炊飯器を置く場所が必要なくなって、すっきりしたことの方がうれしいし、炊飯器で炊くのと変わらない味というか、おいしいくらいなので問題ないです。
ルクルーゼでご飯を炊くデメリット
ルクルーゼでご飯を炊いて早数年の私が考える、ルクルーゼなどの鍋で炊飯することのデメリットを紹介します。
炊いたご飯を保存・保温できない
我が家は、カレーとか山本ゆりさんの「豚バラめし」の時のような「ごはんにめちゃくちゃ合うおかず」のときは、あっという間に1食で3合ペロッと食べてしまいます。
でも、普通は3合を1食で食べてしまうことはあまりありません。
ル・クルーゼで炊くと、おいしく炊けますが、炊飯器のような保温機能はありません。
しかし、もともとうちは炊飯器で炊いているときも保温機能を使ってなかったんで、何も不自由には感じません。
すぐ小分けにして冷凍するか、その日中には食べてしまうので、炊飯器に入れっぱなしにして、食べるときだけよそってから電子レンジであっためていました。
ただ、ル・クルーゼは、炊飯以外にも使うこともあるので、そのままというわけにもいかず…
そのため、余った分はこちらのおひつに入れて冷蔵庫で保存することにしました。
↑このおひつ、本当はこれだけで直火またはレンジで炊飯できるものだったんですけど、私は保存用に使ってます。
うちIHなんで、炊けるか試せないんです。
なので、逆に直火で炊いてみた方はどんな感じか教えていただきたい。
どうやら、ネットでおひつをいろいろ見ているうちに、ただの保存用のおひつではなく、保存も炊飯もできるこちらを間違えて買ってしまったみたいなんです。
でも結果オーライ。
冷蔵庫に入れて保存して、次の日の昼ごはんや晩ごはんのとき、レンジにそのまま入れて温めます。
有田焼のおかげで水分が保たれて炊きたてご飯のようになります。
めっちゃみずみずしい。おススメです。
保存だけなら、セラミックのおひつでもいいんですけどね。
これ楽天市場のレビューめちゃめちゃいいし。
炊飯予約ができない
もうひとつ、お鍋を炊くときに不便だなと思うのは、「予約炊飯ができない」という点です。
夜の間に予約しておけば、朝炊き立てのご飯が食べられるのはやっぱりうれしいですよね。
毎日、お弁当を作られている方なら、なおさら。
ただ、先ほどの炊飯にかかった時間のところでもお話ししたように、浸水から始めても1時間15分くらいで炊けるので、起きてすぐお米を洗えば、お弁当のおかずの用意や、朝食の用意をしている間に炊き上がります。
なんなら、前日の夜のうちにお米を洗って水につけておけば、もっと短い時間で炊きあがるので、そこまで不便と思ったことはありません。
ルクルーゼでご飯を炊くメリット
次に、ルクルーゼ炊飯がやめられない理由、鍋でご飯を炊くメリットもご紹介します。
洗うのが超ラクなところ
炊飯器のなにがイヤだったかというと、そのわかりやすい炊飯器っぽいという形と、洗いにくさでした。
最近はましかくの炊飯器とかデザイン的には洗練されてきてますけどね。
おかま部分は洗いやすいけど、中蓋が取り外しにくかったり、いろんなところに水分が残ってたり。
それをいちいち洗ったり、アルコールスプレーかけて拭いたりするのが面倒でした。
でも、お鍋だと、本体と蓋だけ洗えばいい。それも丸洗いでオッケー。
それがめちゃめちゃ気楽でうれしい。
炊飯器を置く場所が必要ないところ
私が持ってた炊飯器はスチームレスのものではありませんでした。
ということで、蒸気が出ます。
だから、引き出しの中に入れてたら、出して使わなくてはいけない。
子どもが蒸気の部分で火傷しないように、子どもが届かない、ある程度高さのあるところに置かないと危ないですしね。
結構、置く場所、炊く場所に制限があるんですよ。
でも、お鍋ならコンロの上で炊くし、洗って引き出しの中にしまうだけで済む。
炊飯器を置いておいた場所は、余白ができてインテリア的にもスッキリ。
いいことずくめ。
たくさん炊きたくてストウブを購入
ル・クルーゼで煮物が作りたいときとか、汁物作りたいときもあったんですが、炊飯用になってしまったル・クルーゼ。
ということで、もう一つ炊飯用の鍋が欲しいなと思い、追加購入することにしました。
買ったのはル・クルーゼと並んで評判のいいストウブです。
大きさは24cmにしました。
今よりもたくさんご飯が炊けるし、ストウブは無水調理ができるので炊飯以外にもいろいろ作れると思ったからです。
コンロに置きぱなしにしても、逆にインテリアになるというか。
いろいろ評判を見て購入したつもりなんですけどね、炊飯に関して言えば、私は失敗でした。
炊飯用に買ったストウブで炊飯に失敗
ル・クルーゼと同じように炊いてみてもうまくいかないんです。
表面が固くなってしまう。
中はみずみずしく炊けてるんですけど、表面は芯が残ってるんです。なんでかな。
鍋が大きくなった分、お米が水に全部がちゃんと浸らないからかなと思い、水を大目にいれて炊いてもみたんです。
でもダメでした・・・。
どうも固い部分が出てしまいます。
炊飯時間を長くしてみてもダメ。
もっと水を増やさないといけないんでしょうけど、あんまり実験するのはお米がもったいない。
18cmと24cm、大きさが違いすぎますよね…
ということで、とりあえず、逆にル・クルーゼを炊飯専用にして、ストウブはスープや煮物、鍋物に使うことにしました。
ル・クルーゼ、とりあえず3合炊けるしね。
ズボラなんで、たくさんまとめて炊いた方が、炊く回数が減っていいかなと思ったんですが。
ストウブの良さはたくさんあります
豚汁も5人家族なんで大量に作ります。
ストウブ、私は炊飯で失敗してしまったけど、そのほかの料理ではめちゃめちゃ使い勝手がいいです。
重いけど。
だから、ストウブが悪いんじゃないです!
私が欲張って大きな鍋を買ってしまったのが原因です。ルクルーゼが18cmに対して、ストウブは24cmですからね。欲張りすぎよね。
でも、24cmなら、5人家族でつつけるお鍋もできるし、おでんもできるし、カレーやシチューもできるし、煮物もおいしいし、汎用性ありますよ。
だから、「私を嫌いになっても、ストウブのことは嫌いにならないでください!!」(前田敦子風…懐かしい)
…ストウブでのご飯の炊き方のコツがあったら、逆に教えてください。
「ル・クルーゼでご飯炊いています」まとめ
ル・クルーゼと並んでお気に入りのシリットのミルクポット
いろいろ話しましたが、ルクルーゼでご飯を炊いてみて思った、メリットとデメリットは、
鍋でご飯を炊くことのメリット
- 炊飯器を置く場所が必要ないのでキッチンがすっきりする
- 炊飯器のさまざまなパーツを洗う手間が省ける
- 洗えないところがないので衛生的
- めっちゃおいしいご飯が食べられる
鍋でご飯を炊くことのデメリット
- 予約炊飯ができない
- コンロを1つ占領してしまう
- 鍋を一つ使ってしまう
- 自動的に炊けるわけではないので火加減は自分で調節しなければいけない
- 保温ができない
デメリットもあるにはあるのですが、 我が家は、もともと炊飯器でも保温機能は使っていませんでした。
鍋の数も足りていますし、 コンロの占領も今の生活だと特に不自由に感じないので、このまま「お鍋でご飯」生活を続けたいと思っています。
ただ、これから子どもが大きくなって、ご飯を食べる量が急激に増えたり、毎朝お弁当を持っていかないといけないとか、状況が変わってきたら炊飯器生活になるかもしれません。
そこは臨機応変に行きたいと思っています。
おいしいご飯が炊ける炊飯器にも興味津々ですし。
↑バルミューダもバーミキュラもずーっと気になってはいます。
2020年1月28日放送のセブンルールでは、ごはん料理研究家のしらいのりこさんがご飯のおいしい炊き方を教えてくれました。炊飯器炊くことを基本に活躍されてらっしゃるしらいさんですが、鍋で炊く人にとってもためになることがたくさんありましたよ。
こちらもぜひ読んでみてください。
以上、「ル・クルーゼでご飯を炊くメリットとデメリット。ストウブ炊飯の失敗談も。」でした。
「ルクルーゼでご飯炊いてます」おまけ
先ほど書いた、山本ゆりさんのレシピ。めっちゃおいしいのたくさんありますね。
豚バラめしのレシピが書かれているのはこちらのブログ→含み笑いのカフェごはん「syunkon」
本もレシピ本も大好評ですごい売り上げです。(私、本屋パートしてるんですが、お客さんたくさん買っていかれます。)
お料理だけでなく、エッセイの才能もある方なんで、料理作らなくても、ただただ読んでておもしろいんです。
このタイトル、わかりみがすぎる!!