カジテレの実家は現在空き家です。どうにかしたいとは思いつつ、物が多かったうちなので、運び出すだけでも一苦労。
現在、片付けが停滞中です。
停滞の原因は、母がなくなり、いろいろな手続きが終わったことで気が抜けたことと、隣の家の方からたまにかかってくる電話に嫌気がさしたこと、この2点です。
宿題をやれやれいうと、「やろうと思ってたのに、やる気なくなったわ」ってこどもが言うあれです、あれ。
マジでやる気がなくなりました。
だからって、この実家の片づけは私しかやる人間はいないんで、結果を先送りしているだけっていうのはわかってたんですけど。
うちにはそんなお金もないので、やるなら銀行からお金を借りて壊すしかありません。
「空き家の有効活用」とか叫ばれてますけど、それなりに新しいお家だとか、とても歴史的に価値のあるおうちならいざ知らず、うちのように古くて、ゴミ屋敷で、間口が狭すぎて車も入らない、昔猫を何匹も飼っていて、傷だらけになってしまったような家、100歩譲っても安くても住みたくないし、リフォームもしたくありません。
更地にして固定資産税が増えようが、もう、ギャーギャー言われるのが嫌なので、壊したいばっかりです。
ということで、カジテレ実家解体までの道、第1弾です。
市役所から実家の状態について通知が来た
わが実家は平屋建てで、裏に昔、母親たちが住んでいたらしい小さい家というか小屋があります。
そこはもう物置になっていてギューギューでした。
夫が小屋なら壊せるだろうというので、何度か小屋の中の荷物を出して小屋の中を空にして、壊そうと配したんですが、思いのほか物が多い…
やる気がなくなりだしたとき、その頃母親が亡くなったので、中断してそのまま。
ただ、そのままだと台風がくれば、飛ばされてどこかに迷惑かけるんじゃないかとひやひやするので、健康衛生的にも悪い。
そう思っていました。
そんな時、隣の家の方から市役所にクレームが入ったらしく、通知が届きました。
私にもたまに連絡がきます。
草刈りは定期的にしてるので、それについては言われないんですが、小屋が台風で飛んでこっちに来るのが嫌とか、ノラネコが住み着くから撤去してほしいとか言われます。
まあ、それはわかるんですけど、ムカデが増えて仕方ないは私の実家のせいですか。
「そちらの家にも草も木も生えてるんだからうちのせいなわけじゃないでしょ。」と思いますが、反論しても逆上されそうなので、ずっとぺこぺこ謝っています。
市役所の通知は補助のことは一切なく、優しい脅しのように思ってしまった
市役所からの通知も、小屋を何とか処分して、ごみを撤去してくださいという私宛の通知と、空き家プロジェクトという市で行っている対策の冊子でした。
相談してくださいと書いてある割に、特定空き家に認定されるとこれまでの固定資産税の恩恵を受けられなくするぞ、それなら更地にした後の税金と同じだけ固定資産がかかるぞと、少し脅されているような気持になりました。
※相続で受け継いだ土地は、更地にしても固定資産税が跳ね上がらないっていう特例もあるんですけどね…
特定空き家という名前を出して、「要はさっさとやれよ」ってことですよね。ていないな言葉で脅されてる感じ。
我が家の裏の小屋の写真も添付してありました。
実家を壊して更地にしまったら、もうあの間口では今の法律的に何も建てられないから、何とかリフォーム(という名の建て替え)をして人に貸したりできないかなと渋っていた夫も、この通知が来たことで、
と言い出したので、早速、解体屋さんに電話をかけました。
まず、解体屋さんに電話して実家取り壊しの見積もりをしてもらう
わが町の解体屋さんは2件。
1件目は今住んでいるうちからも近いところ。
電話をすると、感じのいい女性が対応してくれました。
- まだ家の中に物があるけど、なるべく自分たちで運び出すつもり
- 間口が狭すぎて、裏の会社のフェンスをいったん開けてもらわないといけないかもしれないこと
- 裏に小屋があること
こんなことをお話ししました。
立ち合いますかと言われたけど、気分が悪いので断りました。
中の荷物も全部ということになると、敷地だけでなく、家の中に入って見積もりをしないといけないので、そうおっしゃったようでした。
お忙しいようで、すぐには見積もりが出せないかもしれませんとおっしゃり、1~2週間待ってほしいとのことでした。
それぐらいなら全然待ちますわ。
そのあと、早速住宅地図を見てくださったようで、電話がかかってきました。地図に載ってる番地と私が言った番地が違っていたので、その確認をしてくださったのと、隣にどんな家があるかを確認してその電話は終わりました。
もう一軒解体屋さんに電話をして見積もりをもらう
2件目に電話したところの方が有名なところ。
落ち着いた感じの女性が対応してくれました。
先ほどと同じようなことをお伝えすると、もし裏の会社が許可してくれなかったら、手で壊して間口を開けて解体する必要があるとおっしゃいました。
手で壊すことになるのはわかってたし、その分高くなるのもわかってました。
ただ、手で壊しても間口何か広くならないのになと思いましたが、まあ流しました。
あと、今依頼されてもすぐには作業できませんって言われました。
私は特に急いでいないので、おかしいなと思いましたが、よく考えたら、消費税が上がる前に作業してほしいというお客さんだと思われたのかもしれませんね。
現住所を聞かれなかったけど、見積もりをとったらとりあえず電話が来るのかなと思って、電話を切りました。
しばらくしたら、住所を教えてくれって電話が来たけど…
受付の方の対応は断然最初のところに頼みたいと思いましたが、どうなることやら…
忘れたころに営業の方なのか、男性の方から家の場所の細かい説明をしてほしいと電話がありました。その方の応対は普通でしたが、電話応対の感じではやはり1件目の方が圧倒的に印象が良かったです。
重い腰をあげてやることにした実家の片づけと実家の解体
今後のスケジュールとしては、
- 相談してくださいとパンフに書いてあったので、実際市役所に相談に行ってみる
- 見積もりをもらったら、金融機関にローンの相談に行く
- その間も少しずつゴミを運び出す(季節柄動きやすくなったので頑張ります)
- 仏壇を処分してもらう
- ローンの審査が通れば実際に解体をしてもらう
- 更地になる
- 固定資産が増えるのと、草が生えたら定期的に草刈りをして、除草剤をまく
- エンドレスに8を繰り返す
こういう流れになります。
8を繰り返していくことは苦痛ですが、間口の狭い土地が売れるわけないから仕方ないですね。
最悪、母が亡くなった後、母との養子縁組を解消して、相続する権利を放棄するという技もあったんですけどね、さすがに育ててもらったのにそれをしていいのかと考えてしまいました。
とにかく、ギャーギャー言われるのがなくなるだけで気が楽なので、頑張るしかないですね。
ブログの記事にすることで、なんとかやる気と精神を保っていきたいと思うので、誰も読まないかもしれませんが続けていきたいと思います。
あの有名な細木数子さんの占いだと、私、今年までの3年間がどん底の運勢なので、本当ちょうどいいや、これが終わればハッピハッピーと思って、頑張ります。