ラグビーワールドカップが始まりました!
連日、テレビ放送や配信で熱い戦いを見ることができます。
でも、「ラグビーのルールなんてわからない」と思って、見るのを敬遠している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、ラグビー観戦初心者のカジテレママが、初心者でもここだけ抑えておけば試合を楽しく見られるルールをご紹介します。
ラグビー初心者が教えるラグビーワールドカップを見るために知っておいた方がいいルール
私も全然まだ詳しくないので、少しでもルールを知っていたり、ラグビーに詳しい人からしたら、なんでこんなことことを言わなきゃいけないのと思われるかもしれませんが、初心者ってまず何がないやらわからないですもんね。
とりあえずのルールは、こちらの本を読んで勉強しています。
それでは行きます。
ラグビーは何人でやるスポーツ?試合時間は?
ラグビーは1チーム15人、あわせて30人で行うスポーツ。
試合時間は前半40分、後半40分で合計80分です。
前後半とも、終盤、あと1プレーで試合が終わるときは審判がホイッスルを鳴らしてくれます。そのときに、点を取るどころか、相手にボールを取られると、その時点で試合が終了してしまいます。
ラグビーのポジションは?
ポジションは大きく分けると、「バックス」と「フォワード」の2つ。
- バックス…攻撃するのが仕事。走ったりパスを回すので機敏な選手が多い
- フォワード…スクラムを組むなど力仕事が多いので、体格の大きな選手が選ばれる
バックスとフォワードの中でも、細かいポジションがありますが、それぞれのポジションは背番号に現れているので、選手の名前が覚えられなくても背番号を見ればわかるそうです。
背番号と詳しいポジションを一応書いておきますが、ここまで覚えなくても全く問題ありません。
背番号1と3
プロップ…スクラムを支える役割、縁の下の力持ち
背番号2
フッカー…スクラムの時にボールをかきだす役割
背番号4と5
ロック…チームで最も身長が高い選手でラインアウトでは空中戦でボールを取る役割
背番号6と7
フランカー…豪快なタックルが多く、スピードとスタミナが要求される選手
背番号8
ナンバーエイト…体が大きく万能な選手が多い
背番号9
スクラムハーフ…つなぎ役。スクラムから出たボールを他のバックスへパスする
背番号10
スタンドオフ…司令塔。ゴールキックする場合が多い
背番号11と14
ウイング…足の速い選手が多い
背番号12と13
センター…バックスラインの中心。スキルとフィジカル両方が必要
背番号15
フルバック…ゴールラインを守る最後の砦。キック力必要
控えの選手のことは「リザーブ」といい、グランドには8人までは入れます。
ラグビーって点数はどうやったら入るの?
点数は、トライ、コンバージョンキック、ペナルティーゴールの3パターンあります。
トライは、下の図の赤い部分にボールを持った選手が地面にタッチすることで5点もらえます。
その後、そのトライをした場所の延長線上でゴールキックをします。そのキックが決まることをコンバージョンゴールと言い、2点入ります。
つまり、トライをしたら、5点だけじゃなく、さらに2点追加するチャンスがついてくるというわけ。
そのコンバージョンゴール、ドライした位置の延長線上で蹴らなくてはいけないんです。
つまり、グラウンドの端っこにトライしたら、端からのキックになります。これでは、ゴールが狙いにくいですよね。
だから、ボールを持ってる選手は余裕が少しでもあれば、なるべく真ん中に走って行ってトライしようとしてますよ。
ペナルティゴールは相手チームが反則をした際に、その地点からキックして得点することをいいます。上の図の濃い赤の線がゴールの位置です。
キックをしてゴールバーの上を通れば3点入ります。
他にも、試合中、バウンドさせたボールをキックして直接ゴールバーの上を通すドロップゴールというゴールもあったりします(3点)が、なかなか見られません。
トライ、コンバージョンゴール、ペナルティゴール。この3つを覚えていれば大丈夫!
ラグビーの基本的なルールは
一番の基本は、ボールを前にパスしてはいけないことです。スローフォワードといいます。
パスは横か後ろにしかできないので、選手はなるべく走って味方の選手にパスしないと、ちっとも進まないことになります。
また、タックルされて倒れたら、ボールを離さないといけません。(ノットリリースザボール)
ラグビーでは地面に寝転んでいる人は石と同じといわれるぐらい、立ってするのが原則。
タックルされた選手がボールを取られないように抱え込むと反則になります。
あとは、ボールより前にいる味方の選手がプレーに絡んでくることは反則(オフサイド)だったり、パスをもらったけど、ボールを取り損ねて前に落としただけで反則(ノックオン)になったりしますが、それは知らなくても楽しめますよ。
ラグビーの選手紹介に書いてあるキャップって何?
スタメンの紹介や、点数が入ったとき、選手交代があったときなど、テレビ画面に選手の名前や体格について表示されるんですが、その中にキャップ○○(〇〇は数字)と書かれているんです。
って私も思ってました。
調べてみると、キャップというのは国代表として試合に出た数なんだそう。
だから、ワールドカップに今回初めて出場した選手はキャップ1だし、その選手が次の試合も出られればキャップ2になります。
数が多いほど、世界で戦った経験を積んでいるってことなんですね。
細かいルールなんてわからなくても大丈夫!みんなでラグビーを見ましょう
せっかく、自国開催のラグビーワールドカップなので、見ないなんてもったいないですよ。
お祭りには積極的に参加してみましょう。
先ほどお話ししたような最低限のルールだけわかっていれば、十分楽しめました。
テレビの実況アナウンサーや解説の方たちも、初めて見る人が多いだろうと予測をされているのか、とてもわかりやすく解説してくれてますので大丈夫。
ぜひみなさん、一度一つの試合を開始から終了(ノーサイド)まで見てみてくださいね。
以上、「ラグビーファン初心者が教えるラグビーのルール多分これだけ覚えておけば楽しめる」でした。
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