おっさんずラブ大好きなカジテレママです。
先日、「colorful days」というブログを運営されている、ブログ友だちのマリコ様(三好 真梨子さん)がブログ記事の関連記事を提案する企画をされていました。
Twitter募集企画についてのマリコ様の記事はこちら↓
それに私は、
「おっさんずラブ関連の記事を書いているので、更にどんなことを書けばいいか教えてください」
と応募したんです。
マリコ様はいろいろ考えてくれましたが、そもそもドラマ「おっさんずラブ」を見ていなかったマリコ様。
「おっさんずラブの何がおもしろいんですか?」とド直球の質問が…。
これ、よく言われるんですよね。
「なんか、BL要素が入ったドラマってことはわかるけど、なんでそんなにキャーキャー言ってるの?」
そんな疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
ということで、今回は「おっさんずラブ民(OL民)」のカジテレママがおっさんずラブのすばらしさを語りたいと思います。
興味のない方への説得なので、ドラマ版のネタバレ(第1話~第2話途中)を思いきりします。
まぁ、ぶっちゃけ2話ぐらいネタバレしたって、どうってことないからです。
でも、「これからドラマ版「おっさんずラブ」見ようと思っていたのに、ネタバレなんかしないでよ!」という方は読まないでくださいね。
そんな人は、この記事でも読んで、配信先をチェックして、さっさとドラマ版「おっさんずラブ」を見てください。そして、映画館に行ってください。
「おっさんずラブ」にハマった人間のハマったポイントを教えます。
“君に会えて良かった”
ポスタービジュアル解禁だお🌸#おっさんずラブ #OL #田中圭 #吉田鋼太郎 #林遣都#内田理央 #眞島秀和 #大塚寧々#ある日僕は部長に告白された#HPもリニューアルだお❤️https://t.co/hVw4olmd0M pic.twitter.com/OprVb7L9xc— 【公式】おっさんずラブ🌸アカウント (@ossans_love) April 2, 2018
おっさんずラブは2018年4月~6月期のドラマでした。「土曜ナイトドラマ」という枠で放送しました。
この枠は半年前まで香取慎吾さんの「SmaSTATION!!」が放送されていた枠。
まだまだ、フジテレビの月9やTBSの金10のように、「この時間帯だからこのチャンネルにして、ドラマを見よう」って自然に思う枠ではなかったんです。
なので、結構、挑戦的というか斬新なドラマを放送していました。
「おっさんずラブ」は2016年に単発放送された後、好評だったので、キャストや設定を変更して連続ドラマ化したものです。
私は単発ドラマで放送されたことは全く知らず、リアルタイムでも第1話を見ていません。
新しく4月から始まったドラマを何か見よかなって、ぼーっと動画配信ポータルサイト「TVer」のホーム画面を見てた時、たまたまタイトルの「おっさんずラブ」の奇妙さに
- なんとなく
- 暇つぶしで
再生ボタンを押してました。
まぁ、出演されている林遣都くんが好きだったこともありますが…
それが、こんなにドハマりするなんて…
おっさんずラブ第1話のあらすじ(ただぶっ飛んでておもしろい)
主人公は春田創一(田中圭)、33歳。
天空不動産という不動産会社に勤務していますが、営業成績は最悪。
「恋がしたい!」と合コンに参加するも、空気を読まずに発言して、女の子にドン引きされたり、一緒に住んでいる母親に「いつまで子どもなの!!」とあきれられて出て行かれたりします。
要は「ポンコツ」 なんです。
そんな春田のことを実はずっと片思いしているのが、春田が務める天空不動産東京第2営業所の部長で、みんなから尊敬されているデキる上司、黒澤武蔵(吉田鋼太郎)
長年連れ添った奥さん(大塚寧々)もいるそんなダンディな上司が、自分のことをもしかしたら好きかもしれないとひょんなことから気付く春田。
春田は「そんなわけない」と思い直すようにしますが、春田に自分の気持ちを気づかれたかもしれないと感じた部長は思い切って春田に告白します。
「はるたんが好きでーす!!!」
(この時、後ろに映っている夜景の明かりが全部ハートマークなのがかわいい)
実は部長、10年も前から春田を想っていたんです。
混乱する春田をよそに「妻とはちゃんとするから待っていてほしい」と言い放ち、去っていく部長。
それと同時期に、天空不動産には本社から新しいメンバーが赴任してきます。
エリート社員、牧凌太(林遣都)、25歳。
春田は、母親に出て行かれ、家事が一切できずに困っていたので、仕事終わりでもちゃんと自炊するという牧に、
「俺んちでルームシェアしない?」
と気軽に持ちかけ、2人は一緒に住むことになります。
牧はコンパで春田と一緒になったことがあり、春田のポンコツ具合を知っているんですが、春田から営業の仕事を教わるうちに、「営業成績は悪いけど、お客さんへの気配りをしっかりしていて、地域の人から愛されている」春田の良さを知っていきます。
春田に対して、恋愛感情が芽生える牧。
そうなんです、実は牧はゲイ。
春田の恋愛対象が女性だということも知っている牧は、その気持ちを隠して春田に接します。
そんなとき、ハプニングがあり、牧が「部長もひょっとしたら、春田のことが好きなのではないか?」と気づいてしまいます。
春田にグイグイきてるらしい部長。
牧はいてもたってもいられなくなり、春田に
「好きだ。春田さんが巨乳好きだっていうことは知っています。でも、巨根じゃダメですか?」
と告白し、キスをします。
ここまでが第1話。
ひきました?
最後の牧の告白は、なんでそんなことまで言うの?って感じだし、「やっぱりBLじゃん。」って思われる人も多いと思うんですけど、1話を見終わるころには引き込まれているので、そこまで嫌悪感は感じないんです。
牧に関しては、春田を好きになっていく過程を丁寧に描いていてくれるので、それぐらいの告白ではひきません。
なんか、脚本的にはドーンと印象付けたかったんでしょうね。基本はラブコメディですから。
そのあと、牧が言ったことを連想させるようなシーンは一切ないですしね。
部長が暴走するのおかしくない?と思うかもしれませんが、部長は完全に「恋する乙女」なんです。
仕事場では渋いのに、春田と2人になると、完全に乙女になるのでかわいく思えてしまう。
これは演出も巧みだけど、演者の方の演技力がただただすごいんですよ。
その演技力にひきこまれて、第2話を心待ちにしてしまいました。
切なさがこみあげてトリコになるおっさんずラブ第2話のあらすじ(途中まで)
キスをされた翌日、春田は混乱していますが、いつも通りの態度をとる牧。
牧は、ゲイであることで少なからず苦労をしてきているので、勢いでキスしてしまった自分の行動を、
「冗談ですよ。男子校のノリです」と言い、ごまかします。
春田は安心して、
「男同士のキスなんてありえないから」と牧に言ってしまいます。
そんなことがあった後、部長は春田をランチミーティングに誘います。
本社の屋上に呼び出した部長は、お手製のお弁当で春田をおもてなし。
部長が上司という立場で春田をランチに誘っていることをひょんなことから知ってしまう牧。
本社に向かい、部長に「春田さんに近づかないでください」とはっきり言います。
そこで大ゲンカ。(これがめちゃめちゃおもしろいです)
ここで、牧が冗談ではなく、春田のことを好きだということが部長も春田もはっきりわかってしまいます…
そんな第2話。これは途中までです。
このあとはぜひ見てください。マジで。
ただの恋愛ドラマなんです
設定が男同士ってだけで、普通の恋愛ドラマなんです。
主人公がいて、猛アピールする相手が出てきて、更にライバルも登場する。
昔のドラマはただただ会社や学校で恋愛するドラマがありましたけど、今は純粋な恋愛ドラマってないですよね。
ドロドロな恋愛ドラマはありますけど。
だから、純粋な恋愛が新鮮だし、感情移入しまくって見てしまうんです。
部長からは「純粋に人を好きになる気持ち」を思い出させてもらいました。暴走するけどね。
部長がかわいくてしかたないんですが、同時に人間としての大きな愛も感じてしまいます。
私は牧に思い切り感情移入してしまいました。
自分の気持ちを押し殺して、「冗談ですよ」という牧。
春田に「男同士のキスなんてありえない」と言われてしまう牧。
部長とケンカしてしまって、「好き」という言葉が冗談でなく、本気だったと春田に知られてしまう牧。
私も好きな相手に素直になれずにいたことがありますし、好きな相手に「カジテレはすごくいい友達だから」と言われたことあります(泣)
そんな昔の自分の恋をしていた時の気持ちを思い出すので、どんどん入り込んでしまうんですよね。
第2話の最後の牧は、切なさをまとって美しすぎて…何度見ても泣いてしまいます。
春田についても、見ているとただのポンコツではなくて、いいヤツなんだということが嫌というほどわかりますしね。
もうそうなると、次からは一週間が長くて長くて…
だから、Twitterで同じ気持ちの人とやり取りしたり、何度も録画を見直したり。
(第2話~最終話まではしっかり録画しました。なんども見返すから、配信の1週間じゃ足りないの)
登場人物が男同士の恋愛に何の疑問も持たないのがいい
昼休憩中にまさかの大げんか⁉️
騒然とする現場スタッフ。
2人に一体何が…😱💦#おっさんずラブ#田中圭 #林遣都#エイプリールフール#真相はのちほどInstagramにて pic.twitter.com/4T12yfCnam— 【公式】おっさんずラブ🌸アカウント (@ossans_love) April 1, 2018
あっ、このツイートはただ貼りたかっただけです。私がいつでも見られるように…
春田の幼馴染のちず(内田理央)や、会社の同僚瀬川さん(伊藤修子)、そして、部長の奥さん…。
みんな、春田たちの恋愛を自然に受け入れます。
部長の奥さんは確かに最初は驚きますが、部長の気持ちを否定したり、嫌悪したりはしません。
だって、普通の恋愛ですからね。
ドラマを見ていくうちに、それまで差別していたつもりではありませんでしたが、なんとなく「男同士」とフィルターかけていた自分に気づき、恥ずかしくなっていきます。
別に人を好きになるのに、違いはないのに…
登場人物がみんないい人なのもポイント高いです。嫌な気分にならない。
新入社員のマロは最初、「大丈夫か、こいつ?」と思うけど、マロもいい奴だってわかるし…
更に沼に突き落とされた第6話
その後もキュンキュンしながら毎週楽しみに見ていました。
どんどんハマっていくおっさんずラブにLOVEな人たちは、おっさんずラブのLINEスタンプを買ったり、春田や牧の持ち物を特定して、購入したりしていきます。
私も、牧が春田にメモしたメモ帳を買ったり、牧の服を見に行ったりしました。
そして、第6話…。
衝撃的なラストを迎えます…。
「開いた口が塞がらない」とはまさにこのこと…
最終話の7話までの1週間。
死ぬほど長い一週間を迎えたおっさんずラブ民は、それま以上に固い結束を結びながら、最終話を迎えます。
(「おっさんずラブ」がTwitterトレンド世界第1位を最初に獲得したのはこの第6話終了後です)
これが、さらに「おっさんずラブ」の沼底に沈んだ理由です。
みなさんは今、TVerなんかで続けて見られるので、本当に幸せ者ですよ。
だから、是非「おっさんずラブ」を6話まで見て、このあと一週間待たないといけなかったと想像してほしいです。
「おっさんずラブ」は「ただただ好き」という大切な気持ちを教えてくれるドラマ
「おっさんずラブ」
BLだからという要素は、恋の障害の一つでしかありません。
昔の恋愛ドラマの、「先生と生徒」「友達の彼氏」そんな障害の一つと同じです。
人を好きになる気持ちを純粋に感じられるドラマなので、みなさんにぜひ見てほしいです。
ということで、おっさんずラブの何がおもしろいかわからない方への私のレクチャーはここで終わりです。
いま、ドラマ版「おっさんずラブ」は「劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD」の公開記念で、たくさんの動画配信サービスで配信されています。
ということでどこかに登録して見てくださいね。
そして一緒に話しましょう。
以上、「「おっさんずラブ」のなにがおもしろいのと思っている方へ全力でおすすめする記事」でした。
LINEオープンチャット「おっさんずラブ」コミュニティもあります。
こちらは劇場版「おっさんずラブ」のネタバレもしているので映画を見た方限定ですが、劇場版「おっさんずラブ」も見て是非参加してくださいね。
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