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【認知症の母】会話はまるで修行?病院へ定期健診に。

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こんにちは。

今日は、母が大腿骨を骨折して手術をした病院に経過をみせに行ってきました。

目次

スタッフさんは送り迎えのみ。

スタッフ(ケアマネ)さんはついてくださるのかと思いましたが、送り迎えだけでした。

病院で待ち合わせて、整形外科へ。

めっちゃ混んでる。

そりゃ、スタッフさんついてたら、時間がかかって仕事にならないわね。

予約をしていましたが、しばらくはかかりそう。

っていうか、こんな3連休あけに予約しないでおくれよ。病院側だって大変だろうに。

(日時は退院時に病院から言われていました。)

いつものように、お金は回っていっているのか、みんなは元気か、学校に行っているのか?と一通りのテンプレの質問を聞かれた後、

「私の年金はどうなっとるんじゃ?」

とまたもやお金の話。

「〇〇さんが管理してると心配なんや。」

と母の姉の名前を出してきました。

「〇〇さんは、3年位前に亡くなっているから、管理はできないし、そこのおうちの方とは全然会っていないから、まったくお金のことも関わっていないよ。」

というと、

「あら、〇〇さん死んじゃったの。」

「(6人)姉妹で生きとるの私だけか。」

とまた驚いていました。

でも、そのことはちゃんと認識してその後の会話が進んでいたのに、

「お母ちゃんはいくつや。もう100超えとるやろ。」

とか、

「お母ちゃんは、家で何しとるんや。一人やと心配やわ。」

とかはまだ言うのね。

今回は、あんまりはっきり生きているよとか、家に来てもらっているよとかは言わずに話を進めました。かといって、お姉さんのことははっきり亡くなってるといいましたが、「お母さんのお母さんはもうとっくに亡くなっているよ。」とも言わずにおきました。

すると、最終的には母は、

「一体、お母ちゃんはまだ生きとるんか、死んどるんか、どっちなの?」

と言ってきました。

お母さん、あなたが生きている前提で話を進めてくるから、こちらはそれに合わせていたのに、そりゃないでしょ。

「お母さんはどっちやと思うの?」

と母の質問には答えずに、逆に聞き返すと、母は黙ってしまいました。

この長い待ち時間、はっきり「亡くなっている。」と話して、めちゃくちゃ落ち込まれるのも嫌だったし、「あんたの家におるって言ってたじゃないの!!!」って怒られ雰囲気が悪くなるのも嫌だったので、今回はスルーさせておくれよ、お母さん。

やっと、順番が

やっと名前が呼ばれて、手術を担当した先生がいる診察室へ入り、挨拶すると、先生が開口一番、

「あっ、レントゲン・・・。」

とおっしゃって、すぐ部屋から出て、レントゲンを撮りに行くことに。

 

「あのさー、レントゲンとらなきゃ骨が引っ付いたかどうか診られないなんて、わかりきってるんだから、最初からとりに行こうぜ。」

 

と本当に口に出して言いたかったわ。

執刀してくださった先生は、若くてすごいイケメンで、肌ツヤよく、眉の整い方もきれいなんですけど、なんかぼーっとしてるというか、忘れやすいというか・・・。

同じ会社にいたら、絶対説教してるわ。

ただでさえ、混んでるのに、自分でさらに流れを悪くしてどうすんだよ…

とにもかくにもレントゲン室に。

レントゲンを撮る際はベッドに寝て撮ったんですが、ベッドに寝てもらったら、看護師さんがやってくださるので、私は部屋を出て待っていました。

3分ほどして、呼ばれたのでレントゲン室に入っていくと、母寝てました…

3分しかたってないんですけど…これにはびっくり。

「あら、来たの?」と言われてしまいました。笑うしかない。

起こして車いすに乗せてまた待合室へ。そこからは話をしたり、雑誌を見てもらったりしましたが、もう細かい字を追うのが億劫なのか、雑誌はあまり読む気もなく…

女性自身とか週刊女性のような全部がカラーでない時の細かい雑誌だったので、読みたくなかったのか、それとも、もしかしたら、読んでもうまく把握できないのかと思ったり。

こんなところにも認知症の症状が徐々に出てくるんだなと思って悲しくなりました。本を読むのも雑誌を読むのも結構好きだったのに。

診察自体は、「うまくつながっていますから、このまま様子をみながらリハビリしていけばいいでしょう。」という診断でした。診察時間5分未満…

会計でも時間をとられ、こちらは疲労困憊でしたが、ケアマネさんのお迎えにすごく穏やかな笑顔で喜んでいたので、それだけが救いでした。

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