今年、2019年に日本で開かれるラグビーW杯、そして来年2020年に開催される東京オリンピックと、日本での大きなスポーツの祭典が続きますね。
そんな中、今回、うれしいニュースが到着。
東京の次のオリンピック、2024年フランスのパリオリンピックにブレイクダンスが追加種目として決定しました。
ダンス経験も何もない私ですが、三浦大知、DA PUMP、Leadとダンスが素晴らしいアーティストのとりこになると、その周りのダンサーさんも自然と詳しくなったりするので、このニュースとてもうれしいんです。
また、先日、6月22日に放送された「関ジャム」(テレビ朝日系、日曜23:10~)でも放送されたように日本は今フォーメンションダンスにかけては熱い国として世界的にも注目されています。
LDHや韓流アーティストの影響もあり、ダンス人口もどんどん増えてますしね。
また中学校の体育の授業では、必須科目としてダンスを行うようになったのも記憶に新しいのではないでしょうか。
そんな中、オリンピックの種目にブレイクダンスが選ばれたのは、日本全体としてもメダルが期待できるとてもいいニュースだと思います。
2024年パリオリンピックでブレイクダンスが追加競技種目に決定
パリオリンピックでは、ブレイクダンスのほかに、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンも追加競技となりました。
パリ2024にブレイクダンス、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの4種目が暫定的に加わることが決定しました。#Paris2024 @Paris2024@DanceSportTotal @IFSClimbing @WorldSkate_news @ISAsurfing pic.twitter.com/GuOwWfLoyS
— オリンピック (@gorin) 2019年6月25日
先ほども言ったように、日本はフォーメーションダンスが熱いんですが、ブレイクダンスも世界的な実力者が何人もいる状況なんです。
だから、メダルが取れる可能性はとても高い。
実際、2018年のユースオリンピックでは、金メダルと銀メダルを獲得してるんですよ。
DA PUMPのKENZOも祝福
このニュースを受け、私の大好きなダンサーで、キャラクターの宝庫、最近ではクイズ番組にもたびたび登場するDA PUMPのKENZO先生がこんなツイートを。
最高でしかありません😊
オリンピックでダンサーが金メダルを取る日がやっときますね🎊
嬉しい過ぎる。 https://t.co/G5TTyD2qBd— DA PUMP_KENZO (@DAPUMP_KENZO) 2019年6月26日
常々、ダンスのすばらしさを伝えたいと言い、DA PUMPのメンバーからも「ダンスバカ」と呼ばれるだけあって、ツイートも熱すぎる。
KENZO先生のことを書いたブログはこちら。
ブレイクダンスじゃないんだぜ、ブレイキンなんだぜ
日本では、「ブレイクダンス」という言葉が定着しているので、報道でも「ブレイクダンス」「ブレイクダンス」と連呼されていますが、本当は「ブレイキン」と言わないといけないんですよ。
知ってましたか?
今年の3月3日「ワイドナショー」(フジテレビ系日曜10:00~)で2024年のパリオリンピックにブレイクダンスが追加種目の候補に入っているというニュースを取り上げられました。
そこにダンスの解説を行うため、ゲストで呼ばれたDA PUMPのKENZO先生。
ユースオリンピックのメダリストの河合来夢ちゃん(当時17歳)と、半井重幸くん(当時16歳)と出演されました。
「EURO BATTLE WORLD FINAL」に2010年2011年とアジア人で初の優勝。
その後、世界的なダンス大会「SDK WORLD TOUR BATTLE」にて8年連続優勝するなど、獲得した世界タイトル60以上。
最近ではダンス世界大会の審査員も務めている。
KENZO先生が何度もおっしゃったのが、「ブレイクダンス」ではなくて、正式名称は「ブレイキン」なんですよということ。
ここでも笑いの神に愛された男KENZO
「ブレイクダンスには、ブレイキンのほかにも、ブレーキングとかブレイキングとかいろいろな呼び方があるそうなんですが、オリンピックでは「ブレイキン」に統一されるんです。」
「ブレイキンダンスって、ダンスもつかないんです。ブレイキンなんです。」
「ブレイクダンスは本当にやめてください。ブレイキンで。」
「競技種目に選ばれるためには、たくさんの人が認知しているかとか、話題になっているかが重要なんで、SNSで発信するときも「ブレイクダンス」ではなくて、「ブレイキン」で発信してください。」
「今日はブレイキンで統一させていただきます。」
そんな説明をされたKENZO先生。その熱さは2代目松岡修造を襲名できるほど。
でも、KENZO先生の真面目さは司会の松本人志さん、東野幸治さんも昨年のU.S.A.ブームでDA PUMPと共演されて把握してらっしゃるので、いじりにかかるんですよ。
松ちゃんなんて、最初から「ISSAのどこが嫌いなの?」っていじってたし。
ブレイキンの魅力や、競技の審査方法など熱心に語るKENZO先生。
その中で、ついつい「ブレイクダンス」と口に出してしまうんです。
「今のは(競技じゃなくって)ショーケースでブレイクダンスをこう…いやいやブレイキンを~。」
めちゃめちゃ湧くスタジオ。
もちろん、東野さんに松本さんに突っ込まれます。めちゃめちゃおもしろかった。
大爆笑だったけど、メダリストのダンスはすごかった
KENZO先生と一緒に登場した来夢ちゃんと重幸くん(シゲキックス)が実際にダンスを披露。
ゲストの立川志らくさんもびっくり。「素晴らしい」と大絶賛。
とにかく、見たらすごいのわかる。
ブレイキンのポイント
競技としてのブレイキンは、
- 即興で音楽が流れるので、それに合わせて踊る
- 1対1かチームごとで交互に踊るバトル形式
この2点が基本の協議の形式になります。
2017年のユースオリンピックで採用された審査基準としては、
3つの要素
- ボディ・・・テクニックのすばらしさ、バラエティに富んでいるか
- ソウル・・・パフォーマビリティ(能力がどれくらいあるか)、ミュージカリティ(音楽とあっているか)
- マインド・・・クリエイティビティ・パーソナリティ
が追加されています。
例えば、基本の技ができるかがテクニックに当たるんですが、その技を応用させているかがバラエティに当たるらしく…
フィギュアスケートのような細かい審査基準がこれから付けられるのかもしれませんね。
パリオリンピック、追加種目にブレイキン(ブレイクダンス)決定!!期待が高まります
ブレイキンは「競技種目」には決定しましたが、「正式種目」になるかどうかはまだわからないそうです。
ですが、世界中の人がパリオリンピックでブレイキンを見て、その高度な技術や、ダンスのすばらしさ、楽しさを感じてもらえば、正式種目になるのもそんなに時間はかからないと思います。
もちろん、日本人のメダル獲得も期待ですね。
そのときは、KENZO先生に解説者とかやってほしい。
ブレイキンが正式種目になったり、日本人がメダルを獲得することで、ダンス=不良がやるみたいな、ダンスへの垣根が完全に取っ払われるといいと思います。
以上、「DA PUMP KENZOも祝福!パリオリンピック、追加種目にブレイクダンス決定」でした。
DA PUMPに関する記事はこちら。
まとめ記事も作りました